はじめての味噌作り | あるバレエママの告白

あるバレエママの告白

バレエしている息子のこと。それを母として観察する私が考えたこと。デンマークの暮らし、教育などなど、ふと頭に浮かんだことをそのまま書いてます。

いえいえ、私、別に濁り酒を作るために糀作りはじめたわけではないんですよ!


濁り酒はあくまで副産物なんです。とっても素敵なおまけだったってことは告白しますが……


はい、私、味噌を手作りしたくって、糀作りを始めました。


味噌をある程度の量作るには、それなりの量の糀が必要で、デンマークで手作りしたいなら糀から作るしかない!って思いまして……


冬に作って寝かし、一夏を超えた頃から食べ始められるそうで、2月になったら作るんだ!って決めていました。


そして今日がその日だったと言うわけです。


糀作りは2日前に既に始まっていました。44時間で無事に出来上がった1kgの糀。6合分一気に作るのははじめてでドキドキしたけれど、ある程度沢山一緒に作るのがいいのか?なんなのか?今回は甘味の強い糀が出来ました。


大豆は500gは15時間水につけておいて圧力鍋で蒸しました。今まで何度も大豆を蒸しながら気づかなかったけど、蒸した水も飴色でなんだか美味しそうでした。味見するの忘れたのが残念。糀は250gの塩と前もって混ぜてあります。


熱いうちに大豆を潰す。この作業が大変と言えば唯一大変な作業でした。


糀と大豆を混ぜる。味噌作りの先輩である友人から教わった「倍仕込み」と言うもので、糀が大豆の2倍、と言う贅沢なものです。出汁いらないんじゃない?って思うくらい美味しいのが出来る予定。ちゃんと出来ればいいなぁ〜〜!



大豆の蒸し水を加えて、耳たぶくらいの柔らかさになったらお団子に丸める。ギューっと握れる大きさの20個の味噌玉ができて、重量は合計約2500gでした。


熟成のようすが観察できるように、1.5リットルのガラスの瓶に2つに分けて詰めました。熟成期間の違う味噌を楽しめるかな?って考えました。カビ防止対策として、ビニールで蓋をして縁に塩を振り塩袋の重石にしました。


日本の気候だと9月頃から食べれるそうですが、デンマークは涼しいからもっと時間がかかるかな?


糀たっぷりで甘めのものが出来る予定。なんでも「甘いものは体を冷やす」とかで、南の方の味噌は甘く、北の方は辛いものが多いそうです。北欧のデンマークには、辛めの味噌が合っているのかな?デンマーク料理は確かに塩っ辛いものが多いです。是非別の配合でも作ってみて、我が家にピッタリ合うタイプをみつけたいです。


とにかく、楽しみでワクワクします。


ホッと一息ついた後、勢いに乗って引き続き1kgの糀を作成中です。


空の瓶に入るのは、さていったいなんでしょう?