初回は成功するのに、再度挑戦すると2回目はあまり上手くいかない。
そんなことが良くあります。これって私だけなのかな?
恐らくたかをくくって気が緩むって言うのが原因だとおもいます。何ごとも2度目は難しいです。
初回から満足が行く出来だった米麹作り、(でもまぐれかもなぁ〜)と思い、すぐに再度挑戦してみることにしました。専門用語?で偉そうに書くと、今「盛り」の段階を終えて、「第2回目の手入れ」が出来るまで米の温度が上がるのを待ちながらこれを書いています。
前回は「引き込み」開始後、品温が上がるのが速すぎた気がしたので、もう少しじっくり育てたいな〜と思い「種切り」の時の品温を45℃ではなく40℃くらいまで待ったからか?前回とは全く違う品温の上昇の仕方が観察できてとても興味深かったです。
約20時間後に様子を見てみると、前回同様、ちゃんと固まっていてほのかに栗のような匂い、一粒食べてみたら甘くはなかったけれど既に成功の予感がしました。
思い入れとリスペクトに違いがあるのか?米麹作りに関しては「2度目のジンクス」は当てはまらないようです(まだわかりませんが……)
でも、先週3合分の米で糀を作ったばかりなのに、そんなに糀いるんですか?って思われますか?
イヤイヤ、いるんです、いるんです。
ほんの一部を塩麹にすべくまだ仕込み中ですが、結局第一回で出来上がった糀は全て甘酒にしました。
だって、ほんとうに美味しくて気に入ってしまったんですもの〜!そのまま飲むだけでなく、砂糖がわりに料理に使ってます。
特に嬉しかったのは、息子が前回(2017年の冬)日本に行った時に、湯島天神で飲んだ甘酒の味を覚えていて「あ〜〜この味覚えてる、美味しいね〜」と言ってくれたことでした。
その息子は、月曜日の今日の朝も、ココナッツミルクをチアシートで固めたものに甘酒とフルーツ乗せたものなどを食べて元気に高校へ行きました。
さて、息子が前回日本に行って甘酒を飲んだのは何年だったかしら?と調べるために自分のブログを読み直して、下の記事を見つけました。
あーそうだったよなぁ〜!と懐かしく読んだので貼り付けました。
その記事の写真をみて思ったのですが、バレエ学校の階段の色、うちのキッチンと似ています。って言うか、逆か?
これも他の色々なことと同じで、過去の体験が、無意識のうちに心地の良いものとして体に残っていて、思い出され、再現されたってことなのかな?
追記:
無事に糀が完成しました。
「仕舞仕事」後、目を離した隙に品温が46℃まで上がってしまい、慌てて電気毛布のスイッチを切ったり、重ね方を変えたりして冷ましました。結局そのまま12時間後の「出麹」まで41℃のままでした。
いい香りがして、食べてみたら前回より甘味が強かったです。
でももっと冷めるまで待っていた方が良かったのかしら?「破精回り」の判断とか難しいです。
出麹のタイミング、まだまだ勉強すべきことが沢山あります。
今回は4合分の米で作ったので750gの糀が出来ました。
カリフォルニア米で作っているからでしょうか?ネットに載っている日本米で作った数値より大きいです。
手塩にかけて育てる麹、いつか日本米で作ってみたいなぁ〜って思いました。
……と、以上覚書のような追記でした。
お付き合いありがとうございます。