天然酵母の子どもたちのその後 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

キッチンをリフォームするにあたって心配だったことに、天然酵母の子どもたちが生き延びてくれるかどうか?と言うのがありました。


なんだそんなこと?大したことじゃないね!また作ればいいじゃん!てなものかもしれません。


でもでもです!様々な原料で元種を起して、名前をつけて、定期的に餌をあげて、それぞれ個性的な性質に育ってくれた天然酵母の子どもたちの安否を気遣う気持ち、天然酵母を育てている方ならわかってくれると思います。


はじめは3週間で済むはずだったのに、キッチン業者と私たち、そして施行者とのコミュニケーション・ミスで2ヶ月半かかってしまったキッチンのリフォームでした。結果が良かったので、今は全て許された感じです。


ずーっとブログを読んでくださっている方はご存知の通りだと思いますが、リフォーム中の臨時キッチンにはオーブンがなかったのでBBQグリルをオーブン代わりに使っていました。パンも普通に焼けることがわかってからは定期的にパンも焼いていました。


だから、天然酵母ちゃんたちが生き延びてくれてることに疑いはなかったので、リフォームが長引いても安心感はありました。


ピザなどは、オーブンで焼くよりも美味しくできて、これは引き続きBBQグリルで焼こうか?と思うくらいです。


でもライ麦パンをグリルで焼くのは温度調整が難しそうで、試したことがありませんでした。

だから昨日2ヶ月半ぶりにオーブンでライ麦パンを焼きました。


ライ麦パン専用だったロバート君には、リフォームの間ハードパンで活躍してもらっていたので元気です!


そして今朝は皆んなが起きる前にハードパンを焼きました。

ゲアダちゃんも元気そう!


ささやかなことだけどだけど、サワードゥー・パンの香りが家に広まるってなんて幸せなのでしょう!


今日の朝食は焼き立てパン?


……ではありません。

時間をおいて冷まさないと切りにくいし、パンのために良くないので、味見はお昼までお預けです。

楽しみ、楽しみ!


万が一1のために一部を取り分けて、冬眠している天然酵母ちゃんたちはまだ冷凍庫で眠っています。


近々お目覚めさせて焼いてみる実験する予定です。