私が住むコペンハーゲン郊外の市には、今ほぼ100人くらいのウクライナ人が避難して来ているそうです。
ローカル新聞にそのうちの2人へのインタビュー記事が載っていました。
1人は43歳の女性、ウクライナ戦争の難民は殆どが女性と子どもたち、彼女はウクライナに残して来た息子と夫の身の安全を思い眠れない日々を過ごしるそうです。
彼女自身は避難するつもりは全くなかったけれど、ロシア軍の爆撃が激しくなって、彼女が避難することを夫が強く望んだので決心して、30分で身分証明書など必要最小限のものをまとめて10歳の娘と他の親戚の女性たちと一緒に電車に飛び乗ったそうです。
数日間、人でごった返した電車から電車へと乗り継いで、西へ西へと揺られること数千キロ、やっとの思いで行き着いたポーランドで、デンマークに在住する親戚のウクライナ人に迎えられてデンマークにやって来たと言います。
一刻も早く、ウクライナに平和を!そして帰国できますように!それだけが願いだそうです。
そしてもう1人は15歳の少女。早く学校へ行きたい!そしてバレエが恋しい!そうです。
なんでも彼女は3歳の時からバレエをしているバレエ少女なのだそうです。
王立劇場のバレエリハーサルを観に行ったそうで、恋しい思いがなお募ってしまったのではないか?と思われます。
受け入れてくれるバレエ学校を探しているところみたいです。
早く落ち着きますように!
3月25日は、カトリック教会で「マリアさまの受胎告知の祝日」でした(クリスマスの9ヶ月前なので)。
その日、教皇フランシスコは人類、特にウクライナとロシアをマリアの無原罪の心に委ね、平和の祈りを捧げられたそうです。
昨日の日曜日は復活祭前の悔い改めの期間、四旬節の真ん中の日曜日で、「喜びの日曜日」と言われる日曜日でした。
ミサのお説教で司祭が「みなさん、喜んでください!平和の祈りのロケットが打ち上げられました〜!」と、とても嬉しそうに語っていました。
一刻も早くウクライナの人々が日常の生活を安心して過ごす日が来ますように!
私も一緒に祈ってます。
みんなで祈れば伝わるって、私は真面目に信じています。