夏休みの間利用できるトラベルパスが、昨日販売され始めました。
299kr(大人料金)するそのパスですが、それを持っていると、デンマーク全土のすべての公共交通機関(電車、バス、メトロ)に8日間無料でアクセスできます
12歳から15歳までの子どものパスは半額で149kr。大人1人は12歳未満の子どもを2人無料で連れて行くことが出来ます。
299クローナと言うと、日本円の約4800円で、普段の公共交通機関の切符代、例えば郊外からコペンハーゲンに出ると片道で600円近くかかってしまうことを考えると、8日間、全国どこへでも行けて、それは、嘘のように安い値段です。
このトラベルパスは、新型コロナで国内に留まる国民のために、政府が合計7億クローナ(およそ113億円)を割り当てた夏のパッケージの一部で、他には、無料の国内フェリー、文化体験の割引などがパッケージの中に含まれます。
合計5万枚が売り出されると言うこのトラベルパス。
昨日の朝6時に販売が開始されて、購入するのに長〜い列(インターネット上で)が出来ていたようです。
買うつもりは全くなかったけれど、メディアで話題になっていたので気になりました。
午後になって、「半分売り切れた。今晩中には売り切れるだろう」とニュースになっていて、(なんだ!まだ2万5千しか売れてないの? )(列が長すぎて買えないのかなぁ?)と思っていました。
ところが、今日、トラベルパス購入サイト見てみると、列はもうなく、すんなり買えるようになっていました。
凄く欲しかった人は、もう全員買った後だと思うので、売れ残っていた、と言うことです。
なぜ売れ残っているのだろう? 全国のすべての公共交通機関に8日間無料でアクセス出来てこんなに安いんだから、持ってても損ではないのになぁ〜と思いました。
そして、何も予定はないのですが、トラベルパスだけはとりあえず買っておくことにしました。
出発日だけを指定すれば、その日から8日間有効です。そんなに遠出をしなくても元をとるのは難しくありません。
もし遠距離電車に乗って遠くに行きたくなったら、計画を立てて、席を予約しなければなりません。
予約は無料ですが、計画を立てるのは少し大変です。
でも、久しぶりにそれも面白いかな?と思いました。
さあ!どこに行こうかなぁ〜?
「鉄道マニアの人が勧めるのはこの路線だ!」というような記事が最近目につきます。
少し勉強してみることにします。