国旗は風が強ければ強いほど美しい。
このご時世で、祝賀イベントを全てキャンセルされた女王さまでした。
が、FBを中心に「女王さまにお誕生日の歌を捧げよう」と言うイベントが国民の中で立ち上がり、今日の正午、窓から、ベランダから、道に立って、家の中で、学校で、高齢者ホームで、何処でも居る場所で、共感した沢山の国民たちが、声を合わせて歌いました。
そして私も、デンマークの住民として、テレビの生中継に合わせて歌った人の一人でした〜!
距離を置いて、お城の前に集まった地元の人たちが見えます。
右肩に輝くマーガレットのブローチは、お母さまで、今は亡きイングリッド女王から受け継がれたものですね〜!
スウェーデンのプリンセスだったイングリッド女王が、デンマーク皇太子だったフレデリック9世の元に嫁いだ時にお父さまから送られたもので、若くして亡くなった、お母さまのマルグレータ皇太子妃の思い出につくられたものだそうです。
おばあさまと同じ名前、同じDaisyっていう愛称を持つマルグレーテ女王。
身のこなしの一つ一つに、家族、そしてデンマークへの愛が溢れていて、本当に素敵です。
今晩、国民にまたスピーチされるそうです。
団結して苦難を乗り越えよう!と国民が気持ちを新たにすること間違いなしです。
Tillykke med fødselsdagen!
お誕生日、おめでとうございます。
追記:
本来なら14日に行われる予定だった祝賀ガラコンサート。演目の一つ、バランシンのバレエ『Ballo della Regina』(女王の舞踏会)が、王立劇場のサイトに載っていたので下に貼り付けます。リンクを開けると下の方に見つけることができます。