今朝、いつもの通り義母宅へ向かおうと外に出て、車の多いことに驚きました。
今日はデンマーク開国長期計画の初日。
保育施設や学校が部分的に再開し、民間企業の社員は出勤が可能になりました。新型コロナ対策に集中していた医療機関も正常化され始めます。
車が多かったのは、仕事に向かう人たちだったのでしょう。ガラガラの道路に慣れてしまっていたので、昨日と今日の、あまりの違いに不意を打たれた感じです。
信号のない道路を自転車でタラタラ渡っていたら、(早くしろ!)って言う意味だと思うけれど、思いっきりクラクション鳴らされてしまいました。あ〜ビックリした〜!一気に目が覚めました。ストレス100%の日常生活に戻った人たちがいるんだなぁ〜って実感しました。
皆さん、ご苦労さまです。
段階的に、慎重に管理しながら、静かに落ち着いて!
これがデンマーク政府の開国長期計画のモットーです。
そんな訳で、我が家はまだ全員がホームワーク組です。
そして今日も息子はオンライン・バレエトレーニング。
ちょうど5週間前の、突然の緊急事態宣言→休校で、学校に置いてあるバレエシューズを取りに行くこともできず、くつ下でレッスンしてます。
でも画像を通して、10人以上の子に「XX君、右手をもっと上げて」とか「OO君、プリエはもっと深く」とか先生は本当に大変そうです。
ところで、明日80歳を迎える女王さまを祝うために、テレビは彼女のドキュメンタリー番組で溢れています。
今日はその一つのリンクを下に貼り付けます。(日本から見ることができるか分からないのですが……どうか見れますように!)
主に、去年チボリ公園コンサートホールで初演されたバレエ『雪の女王』で、衣装・舞台装飾を担当された女王さまの姿を追ったドキュメンタリーです。
『女王、休み時間の過ごし方』と言うタイトルで、女王さまが余暇をどのように過ごされているか?が紹介されています。
『雪の女王』の衣装のスケッチや、打ち合わせの様子。南仏Cayxや北シェランFredensborgのお城の様子。芸術家で「手仕事が好き!常に手を動かしている」と仰る女王さまが、水彩画、クロスステッチ、デクパージュに没頭される姿が映されています。
特に紹介されているデクパージュは、作家カレン・ブリクセンの最後の作品『エーレンガード』の映画用だそうで、とても興味深いです。
デンマーク語ですが、英語で話される時もあるし、興味のある人は映像だけでもきっと面白いと思います。