中国人の億万長者、アリババの創業者、ジャック・マー(馬雲)氏から、ジャック・マー公益基金会とアリババ公益基金会を通じて、デンマークに、マスク約50万枚、検査機器5万個、そして防護服5.000 着が寄贈された、と言うニュースに今さっき気付きました。
今日の午後、首相による特別記者会見が再び行われて、「検査を症状が進んだ患者だけにする対策は間違いだった。WHOの意向に沿ってより広い範囲で検査する対策を取る。検査機器、防護服の不足の恐れがあり、生産、入手することが必須だ。韓国からテストキット7000個を購入する予定だ」と保健大臣が語っているのを聞いたばかりだったので、そのタイミングの良さに驚かされました。
季節外れのサンタクロースが、貨物機でやって来たようです。
今、デンマークの国立病院は急を要する診察や手術以外は後回しにして、新型コロナウイルス感染症のピークに備える体制をとっています。
私の長男は脳神経内科に勤めていますが、志願して、4月1日からは集中治療部に移動して働く予定でいます。
そんな訳で、「防護服不足の恐れがある」と聞いて心配でした。
だから、この凄い中国人に、私はただ素直に感謝します。
午後の記者会見ではさらに、学校の休校、緊急事態が4月13日まで延期されることが言い渡されました。
誰もが予想していたことなので、全く驚きませんでした。もしそうならなかったら、それの方が驚きだったと思います。
さて、デンマークでも今年は例年より約1ヶ月早く桜が咲き始めました。
下は一昨日撮ったうちの庭の桜の写真です。
少人数でも、花見をする人は少ないようです。
毎年恒例の「コペンハーゲン桜祭り」も当然中止になりました。
この緊急事態に慣れてしまったからでしょうか?
街に人が溢れている日本からのニュースをみると、そちらの方がシュールに感じられてしまうようになりました。