ローマ教皇のメッセージ(追記あり) | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

今日は、カトリック教会では、復活祭前の40日の準備期間である四旬節の折り返し地点、ちょうど中間に位置する四旬節第4週目の主日でした。

そしてそれは「レタレ」(Laetare)(喜び)の日曜日、と呼ばれています。

ミサの入祭文が、「レタレ」(喜べ)で始まるからです。

私たちは今日もまた、パリからの生中継でミサに授かりました。

「よろこべ……共によろこびおどれ。泣く者も、よろこび、その慰めに充たされよ」

苦しむヨーロッパ、特にカトリック信者の多いイタリア、スペイン、フランスの信者たちのために送られた言葉のようで、胸にグッときました。


さらに、ミサの後、ローマのフランシスコ教皇から信者たちにメッセージが届きました。

「新型コロナウイルス感染症に苦しむ人々のために、毎週金曜日『ウルビ・エト・オルビの祝福』をする」と言うものでした。


本来は聖ピエトロ大聖堂のバルコニーから、広場にいる信者に向けて行われる祝福ですが、今広場は立ち入り禁止で誰もいません。祝福のようすはライブストリーミングされ、全世界に配信されるそうです。

罪の償いの免除(全免償)が与えられる可能性がある、信者にとってはとても有難い祝福です。

だから、これはレタレに相応しい喜ばしいニュースでした。

そして、もう一つ、3月25日(水)イタリア時間正午、「祈りの普遍性、思いやり、慈しみのある心でパンデミックと立ち向かうために」 全世界同時に共同の祈りを捧げるように、ローマ教皇が、世界のクリスチャンに団結を呼びかけています。

私も参加します。

デンマークのニュースにはクリスチャンって書いてあったけれど、信者か否かよりも、真心が大切かと思います。

どうぞ皆さんも、新型コロナウイルス感染症非常事態の一刻も早い収束のために祈ってください。

3月25日(水)日本時間午後8時です。


追記:「アンジェラスの祈り」「ロザリオの祈り」があるそうです。