四旬節始まりました | あるバレエママの告白

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デンマークの暮らし、教育、子どもたちを通して知ったバレエのこと、旅行の話などなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

今日は「灰の水曜日」、復活祭の46日前、悔い改めの期間、四旬節の初日でした。

「灰の水曜日」は、カトリック教会では「大斎の日」と定められています。

「大斎」とは、1日一回だけ普通に食事をとり、後は朝食の他に一回のわずかな食事をとる事を意味して、お肉は食べてはいけません。

これは本来なら7歳から守らなければならないきまりです。

もっとも重労働だったり、病人や妊婦は免除されます。

そして四旬節の間は、一人ひとりが我慢する物や事を決めて、精神修行をします。

うちの子たちは、「平日にはお肉を全く食べず、40日間ベジタリアン生活をする」と決めたそうです。

四旬節とは関係なく、豚肉の国ここデンマークでも、若い子たちの肉への考え方が、最近かなり変わってきているのを感じます。

ヴィーガン・ブームで動物性食品を食べない宣言する人がどんどん増えています。

うちの子たちもその影響かと思います。

「日曜日以外にお肉やお魚を出しても食べないからね!」と、息子に宣言されてしまいました。(幸い娘が料理を手伝ってくれる予定)

カリカリ皮付き豚のローストが大好物の主人でさえ、40日間ベジタリアン生活すると言う子どもたちの提案をアッサリと受け入れたので驚きました。

「僕たちは、肉を食べる最後の世代になるかもしれない」

まだ今日は初日で、いずれにしてもあまり食べない日なので、主人はゆとりでそんな事を言っています

さあ今年の四旬節、私たちは何を学ぶ事になるのでしょう!?