『野ばら』と『ジゼル』 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

何歳になっても知らないことばかりで、人生って毎日勉強だなーと深く実感する日々です。

今日もまた自分の無知のお陰で感動しました。

それはゲーテの詩に曲をつけた歌曲『野ばら』を歌った時です。

シューベルトの明るい曲でしか覚えていなかった『野ばら』を、詩の裏に隠された深い意味を説明して貰った後に、ウェルナーの曲でしっとりと歌いました。

詩に隠された、官能的な意味を初めて理解して、感銘を受けました。

「折る」と言うのは、肉体関係を結ぶ、と言う意味を含むそうです。目から鱗でした。感動して、無知だと得だな〜って思いましたよ。

大学生のゲーテが、旅先の村で、その村の牧師の娘と恋に落ちて、関係を結ぶ。でも大学に戻るために、少女を捨てて故郷に帰る。

数年後、ゲーテは自責の念に駆られて、少女のために詩を書く。

少女は一生独身だった、そうですね。罪な話です。

あれ?似たような話どこかで聞いたなぁ〜〜、、、と考えて、思い出しました『ジゼル』。

同じ時代の悲しい少女の恋の物語ですね〜、、、。さて、ジゼルは王子とどこまでの関係だったのだろう?なんて考えてしまったりして、、、。