最近では、色々な種類のサラダをお弁当で持って行ったり、大人は社員食堂で温かいものを食べたりするので、忙しい家庭では夕飯の食事にスモーブローを食べる事もあるようです。
高齢のデンマーク人なら、毎日必ず食べると言えると思います。
デンマークでは、お祝いの時に、沢山の具を盛った豪華なスモーブローを頂きますが、それは19世紀の終わり頃から開発されたものらしいです。
普段食べたりお弁当に持っていくのは、極シンプルなスモーブローです。
例えば、我が家の今日のお弁当の様子を紹介します。
先ずはライ麦パンを並べます。
このライ麦パンは、スーパーの今週のお買い得、にんじん入りライ麦パンです。
全粒粉がタップリのライ麦パンは、とてもヘルシーなので、下手に具をのせるより、これだけ食べていた方が、健康に良いのかもしれません。でもそれではいくらなんでも寂しいので、、、
スモーブローのスモーとはバターと言う意味、ブローはパンという意味です。
子供達はお昼休みの間だけでは食べきれないので、ちょこちょこ出して食べる事ができます。それでも残っていると、家に帰ってから食べたりします。
シンプルですよねー、、、やっぱり!
でも、恐らくそのシンプルさが、飽きられずに、愛し続けられている秘密かな?と思います。
今韓国にいる長女、高校生時代は「スモーブローはお洒落ではない!」と、避ける時期がありました。和風お弁当、パスタサラダ、チャーハン、等を好んで持って行きました。
でも、今、韓国で1番恋しいのは、このライ麦パンのスモーブローだそうです。
海外旅行に行く時は、ライ麦パンをスーツケースに忍ばせて行く、なんて言うデンマーク人も珍しくないようですよ!