密度の濃い結婚記念日 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

今朝一番に夫婦で行った場所。それは、サグラダ・ファミリア教会です。

目的は、7月中、毎日曜日にある国際ミサに参加するためです。

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ミサは9時からでしたが、信者でない人も大勢押し寄せる(無料で教会内に入場できるのでだと思います。もちろんそれが私達が今日行った理由の1つでもありますが)、と言うので8時15分には着くようにアパートを出ました。

到着すると、既に少なくとも100人くらいの人が整列して待ってました。

荷物検査をした後、私達も支持された列に並んで待ちました。間近で、ファサードの写真をパチリ!

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教会に入場してからも、ミサが始まるまでは写真を自由に撮れました。

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石はあくまで白く、色はステンドグラスを通して差し込む日の効果です。

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天井、身廊と呼ばれる部分。貝殻の中のようなイメージでした。

私達が座ったのは、クロッシングの側だったので、上を見上げてこんな写真。

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教会の中は美しい光で溢れていました。

ミサ典礼はラテン語で歌われ、とても嬉しかったです。

司祭の説教は、スペイン語と英語でされました。

素晴らしい音響で美しいコーラス付きでした。

時を超えたと言うか、時を感じさせない空間の中でのミサは一生心に残るものだと思います。

でも、素人の私達でさえ「これは絶対ガウディのデザインではないはずだ!」と思われるもの(聖壇)もありました。

ガウディが書いた設計図、スケッチやモデルはサグラダ・ファミリアに保存されていたのですが、1936年に始まったスペイン内戦中に焼き払われてしまいました。

そのため、その後、建築家達は「ガウディはこうしたかったに違いない」と推測で進めなければなりませんでした。

サグラダ・ファミリアは2026年に完成予定だそうです。ガウディが思い描いた教会に、出来るだけ近い内装になるように祈ります。

教会には夫婦二人で行ったので、帰宅して、子供達を連れてまた教会に行きました。
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3週間連続でお世話になっている小さな教会、こちらも私は大好きです。

お昼はレストランでランチ。
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冷たいビールで乾杯。
横のサービスで出されるPa amb tomaquet(パ アム トマカト)にご注目!(トマトパン)

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3品のメニューで選ぶとデザートで必ず選べるのが、この2品。クレーム・カタラン(クレーム・ブリュレのカタルーニャ版、シナモン味)とリコッタチーズの蜂蜜添え。

ランチの後は、バルセロナでは、日曜日毎に高い所に登りたくなる私達は「モンジュイックの丘」へ行って来ました。

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モンジュイック城からの景色、高さが低いぶん街に近いので、ティビダボの丘からの景色よりも良かったかもしれません。

なぜカタルーニャ独立運動があるのか?理由が理解できるようなスペインとの戦いに関する、バルセロナの歴史の展示があり勉強になりました。

そして今日のもう1つの大収穫。

夕方、主人の同僚のお宅に寄ってタパスをご馳走になり、Pa amb tomaquetの作り方を習った事。

なんて事はありません。軽くトーストしたパンにバターの代わりにトマトを塗るのです。そしてオリーブ油と好みでお塩少々、はい出来上がり!アンチョビやイベリコ生ハムを乗せて美味しいタパスの出来上がりです。下は私が生まれて初めて作ったPa amb tomaquet。
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今年も、今日が結婚記念日である事は、ほとんど無視していましたが、とても充実した1日でした。