いつもの通りは珍しい | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

今は少し慣れましたが、バレエ学校では、毎日何か必ずと言っていいほど、いつもと違う何かが起こります。だから帰宅した子どもたちの口から溢れる小さな一言に、ドキッとさせられる毎日です。

「タイナ先生が来ているのよ」娘が昨日ポツリと呟きました。「エッそれはどういう事?」昨日のドキッはこれでした。

今はイングリッシュ ナショナル バレエのファースト ソロイストに昇格して大活躍のセザール・コラレス君(本当に素晴らしいダンサーですね〜!)のお母さまタイナ・モラレスさんが去年一年娘の担任だった事は以前ブログにも書きました。

娘は先生のレッスンが大好きでした。先生のクラスは大人のダンサーたちにも人気で、クラスに参加するために朝早起きしてやって来て、子どもたちに混じってレッスンを受けるカンパニーのダンサーがいる事もしばしばあったようです。

残念ながら6月に学校から去ってしまわれたのですが、1ヶ月間デンマークに滞在しゲスト講師として準団員の指導をされるらしいです。

今日はバレエ学校の常任教師たちがセミナーで留守だったため、娘のクラスは自主トレの予定でした。でもタイナ先生が来てレッスンして下さったそうです。

「やっぱり、タイナ先生のレッスンはいいの!ハードだけど楽しいの!」と懐かしむように話してくれました。今日のドキッはこれでした。

バレエ団と言う大人の仕事場の中にある学校は、いつも通り、時間割通りに事が運ぶのが珍しいです。親も目が覚めていなければ覚まされる毎日を送っています。