父の思いを知る | 子なしアラフィフの暮らし~日々、息抜き。時々愚痴?~

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アラフォー婚、夫婦共稼ぎの子なしアラフィフです。大好きなトイプードル2匹のこと、趣味を中心に日々の生活、たまに愚痴を綴ります。

こんばんは🌙

🐼おばちゃんです。

今日は冷えましたね…

この気温差が

アラフィフの体にはキツイです💧


さて、前回のブログで

母方のおばがGWに母の墓参りに

来てくれたと書きました。


実は我が家のお墓には

お地蔵さまも立てられいて

その時、おばがお墓にお地蔵さんあったんだね⁉️って(おばが墓参りにきたのは3回目😅)言ったんですね。 

それで、ふと思ったことが…


母が生きていた時、

母は毎日仏壇に手をあわせ

墓参りに行った時にはお寺の

水子供養のお地蔵さまに

必ず手を合わせていました。


私はその理由を自分が三十路に

なった時に知ったのですが、

それまではうちの母のことを

「随分、信心深いな。」

としか思っていませんでした。


私が三十路になり、なぜか急に

母がなぜ?そんなに信心深いのか

聞きたくなり、聞きました。


すると、私と妹の間にできた

赤ちゃんが流産していたと。

それを聞いて、これまでの母の行動や我が家の墓にお地蔵さまがある理由がわかったのでした。

母は何年たっても、
産んであげられなかったことを
申し訳なく思っていることや
父はあまりそのことを気にかけて
いないことが、恨めしい…と言っていました。
そして長年、誰にもこのことを話せずに一人で苦しんでいたと…

実はその告白をして一年後、
母は認知症と診断されました。

あの時の告白は
私に最後に伝えたかった
母の大切なことだったんだと思うと
胸が締め付けられました。

そして、母が亡くなって一年後。
先日の墓参りのおばの一言で
ある疑問がわきました。

我が家の墓は23年前に
祖母が亡くなった時に
今は亡き祖父と
父が立てたものです。
しかし、母が流産したことを
祖父は知らないと聞いていたので、
お墓にお地蔵さまを設置したのは
実は… 

父の意向だったのではないか?
そう気がつきました。
お墓以外にも冠婚葬祭などの
しきたりに関して、嫁は一切
口出し無用の田舎なので、
お墓に関しても母の意向は
聞いてもらえなかったはず…

だとすると、母から流産した子どもに関心がないと見えていた父。
でも、実は父も母と同じように
この世に生まれてくることが
できなかった命に対して、
慈しみの心をもっていたのでは?
と思ったのです。

亡き母の告白から20年を経過し、
今更ながら、父の思いを
知ることになりました悲しい

改めて
お父さん、お母さん。
私を産んで、育ててくれて
本当にありがとう🙇
と言いたくなりました。

それでは、皆様。
おやすみなさいふとん1ふとん2ふとん3