昇仙峡へドライブ |  pianoforute村のムーミンママのブログ 

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2022年、「微小変化型ネフローゼ症候群」を発症。現在治療を受けながら、趣味の卓球、映画、読書を楽しんでいます。夫の野菜作りなど、日々の暮らしの中での気付きを思うままに綴っております。多くの方にお話相手になっていただけたら嬉しいです。

6月18日(火)


昨日までエアコンつけて

今日は、炬燵に逆戻り。

そして、明日はまた30度とか。

何とかならんもんでしょうか、この気まぐれ天候。


キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

父の日の16日、長女と孫2人と次女、そして私の5人で、昇仙峡へドライブしました。


末孫は、まだ昇仙峡に行った事がないので連れて行きたいと言う長女。

夫も、何年も山梨に来ていながら、昇仙峡を知らないのでは困ると言う。


夫は、昇仙峡には、何度も行っているからと留守番。


父の日なのに、「父抜き」(笑)


運転は長女。

やはり、乗せて貰ってのドライブは、とても気楽。

ゆっくり景色を楽しめるし。



先ずは、金櫻神社へ。


約2000年前、崇神天皇の御代に疫病が流行した折、少彦名命(すくなひこなのみことが疫病の退散と民の息災を祈願して、諸国を行脚したそうです。

その少彦名命を金峰山の山頂にお祀りし(これが奥の宮)、この金櫻神社は、里宮にあたるそうです。



沢山の風鈴が、爽やかな音色で和ませてくれる。



「さざれ石」とは、小さな石の事。

「君が代」の歌にある通り、小さな石が集まって大きな岩のような塊となり、そこに苔が生えるには、相当の年月を要します。

この岩は、さざれ石が岩になった物で、天然記念物になっているそうです。下矢印


小石が「落ちそうで落ちない」ので、合格祈願に良いとか。

まあ、何でもこじつけるもんですね。



神社本殿。下矢印

真ん中の輪を、左回り、右回り、左回りと、3回回ってくぐって参拝するのだそうで。

長女、次女、末孫も3回回って参拝。



まあ、お賽銭が置きっぱなし⁈

平和ですね〜、日本は。

如何に善良な国民か分かります。



長女と末孫は、御神木を見に、下りて行きました。


「お母さん、行かないの?」


と次女。


「行くわけないでしょ。この石段だもの」


行きは良い良い帰りは怖い。


どんな顔して上って来るのか、上で待ち構えていたら、いつの間にか2人、横に立っているではありませんか。


「どこから来たの?」


「御神木の横に、スロープがあって、ここに着いた」


なんだ、それなら行くんだったわ。



ここにも沢山の風鈴が、涼やかな音色を奏でています。



金櫻神社を後に、暫く走り、荒川ダムで一休み。


車から降りて、夫に電話しようと携帯を出したら、夫からの着信履歴が3件ある。


何かあったのかと電話してみた。


「ごめん、電話気づかなくて。どうかした?」


「あのさ、何にもする事ないから、カレーでもつくらっかと思って、今買い物してきた。今夜すき焼きするって言ってたから、買い物してきちゃ困ると思って電話しただ


「あら〜、それは有難いわ。お願いします」


電話を切って


「今夜は、ジィジのカレーだってよ」


と言う。


「やった!ジィジのカレー、最高!」


「今回はないのかと思ってた。やったね」


孫達は大喜び。


「父の日なのに、お父さんが作るんだ」

「孫が喜んで食べてあげる、それがプレゼントになるのかもね」



さて、ダムを後に、昇仙峡へ向かう。


ロープウェイで、昇仙峡の頂上へ。


ロープウェイは、上下同時発車で、中央ですれ違います。



雲がかかっている山が、金峰山。下矢印

あの山頂に、少彦名命が祀られています。

水晶🔮を採掘した山としても有名です。



殆ど雪がない富士山が、小さく見えます。



1時近かったので、何か食べたかったけど、メニューが少ない上、ベラボーに高い!

下におりてから食べる事にし、娘達と1番目孫は、何とかの岩を見に下りて行きました。

まあ、良く歩くこと。

待っている間に、孫はソフトクリーム、私は焼き団子を食べました。


ロープウェイで下に降りて食堂にはいる。


食堂前にある、大きな水晶。



山梨県の名物を連想ゲーム的にあげると


☆富士山

☆葡萄

☆水晶


そして、ほうとう。



おざら。

「おざら」とは、ほうとうより細い麺を茹でて、冷水でしめ、温かい醤油味のつゆで食べるもので、昔は、お葬式や法事の料理の最後に必ず出ました。


遅い昼食になったので、私は次女とおざらを分け合って食べた。


昼食の後は、「影絵の森美術館」へ。

私は、藤城清治さんの幻想的な影絵が大好きで、ここへは若い時から何度も来ていますが、何度見ても飽きないし、見るたびに新しい感動を貰います。

日本のゴッホと言われた、山下清さんの貼り絵も多数展示されているほか、竹久夢二さんの日本画や、内海桂子さんの「どどいつ絵」も数点展示してあります。



一通り見終えると、娘達は、仙ヶ滝へ行くという。


私はパスして、美術館のロビーで、レモンスカッシュを飲みながら待つことにした。


そして、4年前、プラチナ会で来た時の事を思い出した。


仙ヶ滝にも行ったっけ。

2人とも、あの石段を下りてまた上ったよね。

あの時、Oさんは86歳。

Nさんは…89歳。


ええーっ、89歳⁈


今の私より、10歳も上だったなんて…。


今日の私は、あの石段を思い出しただけで、パスした。


あの時は私も元気だったから、2人が石段を軽々登る姿を、凄いなと感心しながらも、私も2人のようにいつまでも元気に過ごせると思っていた。


なのに、今の私は…。

あれから4年しか経っていないのに、あの時の2人には、とても及ばない。


つくづく情けなくなった。


交通の手段は、主に徒歩だった昔の人には叶わないな。


そんな事を考えていたら、みんなが戻って来た。


「歩き過ぎて足が痛い」


次女が言えば


「明日学校へ行けるかな」


と末孫が、これまたヘタレなことを言う。


これが文化的生活に慣れた現代人の実態。


「ジィジのカレー食べて、元気になって、また明日から頑張ろう!」