6月のプラチナ会 |  pianoforute村のムーミンママのブログ 

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6月11日(火)


毎月やるようになったら、まあ早いこと。

先月やったばかりなのに、もうひと月経ちました。


6月のプラチナ会です。


Iさんは、脊椎菅狭窄症が再発して、歩くのも困難なので欠席。

Nさん、Oさん、私の3人です。


今回は、初っ端からドキッとさせられることばかりで、こんな怖い思いをしたのは、久々の事。


先ずは、Oさん宅での事。


Oさん宅は、とても広くて、駐車場は、大型トラック10台は裕に入ります。

そんな広い駐車場に車を停めて、門扉を開けて、

お庭の中を通って玄関に辿り着く。

中々大変なのです。


今日は、何故か乗用車が5台も停めてある。


いつものように、玄関の引き戸を開けて声を掛けようとしたけれど、鍵がかかっていて、戸がびくともしません。

隣にあるもう一つの玄関も、鍵がかかって開きません。


Oさんが使っている離れに行ったら、ドアが開いたので、大声で何度か呼んだけど、応答なし。

何だか嫌な予感。

きっとOさんの身に何か起きたに違いない。

いつも1、2台しか停まってない乗用車が、5台もあるのがおかしい。

が、身内が集まっているにしては、鍵がかかって応答がないのも解せない。


一旦私の車に戻って、Nさんに事情を話すと、驚きながらも

「また忘れて寝てるじゃないけ。電話してみろし」

と言う。


念の為電話をした。


「はい、Oです


あら、いるじゃない!

Nさん、冴えてる!

Nさんに指でOKサインを出し、再びさん宅に向かいながら、話を続ける。


「あら、Oさん? ムーミンママです。どうかしました?」

「何が?」

「だって、いまOさんの家の前にいるんだけど、鍵がかかってて開かないから、どうしたのかと心配してたの」

「えーっ、そんな事ないよ」

「いるなら安心したわ。電話切るね」


玄関にたどり着いて開けようとしたら、まだ開かない。

ドンドンと何度か叩いて見たけれど、何の反応もない。

また電話をする。


「はい」


玄関戸のすりガラスに、Oさんの姿が見える。


「Oさん、鍵開けて」

「開いてるよ」

「開かないから困って電話してるの」

「センセ、どこにいるの?」

「だから、玄関前に立ってる」

「あれ、ちょっと待って」


たたきに降りて、ガチャガチャ内鍵をいじっているけど、開かなくて困った様子が分かる。


「Oさん、向こうの玄関から出たら?」


と言った途端、ガラリと開いた。


お互いに電話を持って立っている姿を見て、笑う。

Oさんは、出かけるばかりに用意していた。


中からかけた事を忘れたのか、本当に鍵の具合が悪かったのか、それは不明。


「えらい洒落てるじゃん」


車の方へ歩きながら、Oさんが私に言う。


「あら、私いつでもオシャレしてるよ。ただ、私のよそ行きは、普段着に見えるからパッとしないけど」


(笑)


車に戻ると、Nさんが木の下の草取りをしていた。

流石働き者のNさん。


やれやれ

いつも、Oさん宅でなんかかんかあるけれど、段々酷くなる。


「今日は、どこへ連れてってくれるですか?」


とOさん。


「高下(たかおり)」

「なんでそんなとこ行く?」

「あら、この前のプラチナ会の時、Oさんが次は、高下の高村光太郎の碑を見たいと行ったから、そこへ行くの。私、高下なんて行った事ないから、Oさん道案内お願いしますね」

「あれ、私そんな事言ったっけ?」

「あんたこの前は雨で行かれんから、次は絶対ねって言ってたじゃん。だから今日行くだよ」


と、 Nさんが援護射撃をしてくれる。


「Oさん道分かるよね。Oさんが頼りなんだから」


なんせ、ナビにも出てこないので、いざとなったら、訊きながら行けばいいと思ったけど、わざとOさんに言う。


行く途中にある、「おかめ寿司」で腹拵え。

何年か前に一度食べた事があるここのお寿司は、とてもネタが良くて美味しい。

落語家や芸能人の色紙が、ズラリと並べてあるところを見ると、評判が良いのでしょう。🙆


私達は、マグロ丼のご飯小盛りを注文。

分厚くて大きいトロと赤身がたっぷり乗って、シジミの味噌汁付きで、1850円也。

刺身は勿論、鮨飯も美味しくて、この内容でこのお値段はお得だし、次回もここにしようかな。


12日は、Nさんのお誕生日なので、今日のお食事代は、私とOさん持ち。

ささやかな誕生日プレゼントです。


さて、この後、高村光太郎の碑に向かうのですが、それがOさんの比じゃなく怖い思いをする事に。


長くなるので、次のお楽しみと言うことで…。