言語を持たない動物達は
同じように聞こえる鳴き声に情報を込め
互いの意思の疎通をはかっているが
人間ほど細部の意思疎通が出来ない
しかし失敗する行動はあっても意思の疎通を間違えることはない
植物もまた意識があり意思を持っている
与えられた地で 懸命に淡々と生き
意思の疎通も行動も 間違えることがない
脳機能を持たない植物は
時間の流れが動物よりもはるかに緩やかだからだ
言葉・・こんな便利なものないが不便なものもない。
言葉は機械文明においてずば抜けた貢献を果たした。
詳細まで正確に伝えることが出来るからだ。
しかし意識の世界はそうではない。
正確に表す的確な言葉が見当たらない。
心を伝えるのは難しいと言うがその通りだろう。
機械文明は共通した知識を元に話が進むが、心はそうではなく皆異なる。
起点が異なり、伝える言葉も方法も異なるのだから、正確に伝えるのは至難の技。
頂点に立つことなく、前に出ることもなく頑張ることもなく、野人は後方に寝転んで適当に生きて来た。
群れに入らず後ろから全体を見渡せば気付くことが多い。
利点、欠点、弱点、素晴らしい面、それらがよく見える。
高見の見物、低見の見物、脇見の見物・・
スポーツ、武術、護身術だけでなくギャンブルから仕事、暮らし、法律まで、すべて弱点が見えるようになった。
我が身を宇宙に置けば地球のこともよく見える。
地球から宇宙を見るのではなく、宇宙から地球を見ればよい。
世の中は学問、常識、言葉に翻弄されているように見える。
そしてそれがあらゆる災いを自分だけでなく地球にもたらした。
野人理論、協生理論はその間違いを的確に示したものであり、新たな発見と言う大層なものでもない。
暮らしが楽になり、多くの生き物が生を繋げ、地球が復元すればそれでよい。
難解で理解困難な部分など何処にもなく、本来は誰もが使いこなせるもの。
言葉で心を伝え、コミュニケーションをとろうとするのは地球では人間しかいない。
他の動物達は言葉なくともそれが出来ている。
わかりやすい意識の世界・・これから道を作るしかないな。
お役に立てたなら クリック を・・