若柳 牛ヒレ網焼き
会社の決算は5月末、提出期限は7月末。
23年目になるが、毎年この時期になると東京八王子から顧問税理士さんが書類提出にやって来る。
ヤマハ時代からのマリーナ顧客だったこの税理士さんは野人に税務料金を一度も請求したことがない。
10年以上赤字だったが今も正確に言うなら赤字。
何とか借り入れせずに済んでいるだけで、毎年しっかり減価償却して野人がまともな社長報酬もらえば赤字だ。
「今年は払える」と言っても・・
「こんな貧乏な会社からもらわなくても全国他の会社からいただくからいいよ」
免除された税理士料はいくらになるのかな。23年分・・
毎年ぼやく言葉は・・
「いつになったらこの会社 まともな利益が出るのかなあ・・」
「商売・・下手くそだからしょうがないんだけど・・」
23年間、期待を裏切り続けたにも関わらず・・
今年も3人でお土産どっさり持ってやって来た。
毎年の食事会を楽しみにして、時には数十万もする高価なワインを数本持ち込み。
遊んで、早朝から赤福の一日餅売り場に並び、60箱買って持ち帰る。
食事も宿泊もすべて自腹で、野人はご馳走になるだけ。
神様みたいなこの税理士さん、きっと天国に行けるだろうな。
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