食べ終わった あと・・
松阪牛で最も有名な松阪の「和田金」へ行って来た。
行って来た・・だけでなく、食べて来た。
野人の会社の決算は5月末で、7月末が税務処理の期限。
もう20年近くなるが、毎年この時期に東京八王子から顧問税理士さんが自家用車でやって来る。
そして必ず打ち合わせを兼ねて経理のいくと3人で「牛肉の網焼き」を食べる。
そりゃあもうブランド牛肉が好きでたまらず、店から自宅へ取り寄せるほどだ。
自宅にワインセラーもあり、肉魚だけでなくワインの味にもうるさいが野菜やむー茶むー塩の味はわからない。
ヤマハ時代からの付き合いだが、葉山マリーナで当時最大のボートを所有、毎年志摩半島まで船でやって来て、お野人が釣りのガイド、夜は毎日洋食コースのお付き合い、必ず数本の高価なワイン持参で来るのだ。
毎年これが3日間も続いていたが、必ず念願のマダイを釣らせて持ち帰らせていた。
この日は伊勢の行きつけの網焼きの店「若柳」は定休日、松阪の和田金に変更した。
テレビで和田金のすき焼きコースを見たらしく、とても旨そうだったらしい。
話に熱中して写真を撮るのを忘れてしまったが、お味の方は・・あまり覚えていない。
それなりに旨いのだが、野生猪肉のようにビビっと心身に来るものはなく印象は薄い。
旨さには、舌で感じる旨さと本能で感じる旨さがある。
自然界に近づくほど本能は研ぎ澄まされて行くが、体が必要とする食材は本能が求めビビっと来る食材だ。
どちらにせよ美味しい食べ物は人を豊かにする。
あまり難しく考えず食を楽しめば良いのだ。
和田金のサービスは最高だった。
毎年食べている若柳のヒレ網焼きもビビッとは来ないが、舌触りは最高に旨い
牛肉があまり食べられない「いく」も絶賛するほどだ。
価格も和田金ほどではなく、伊勢に来たら是非一度食べて見るとよい。
特上すき焼きコースと牛肉櫃まむしのご飯、それにドリンクで、3人で6万円は超えただろう。
随分高くつく接待費・・と思うだろうが、毎年接待されるのはお野人達・・
交通費も、以前は宿泊費も税理士さんの自腹で、ご馳走までしてくれる。
30年近い付き合いで、今はこの会社の株主で取締役。
18年間、一度も税理士料をとったことがないので、今年こそ支払おうとしたのだが・・
「社長報酬も微々たる貧乏会社からお金はとれない 他の裕福な会社からいただくからいいよ~」
「・・・ ・・」
他の裕福な会社・・ごめんなさい~~
事業計画の中で来年数百万の設備投資計画があり、銀行から借りる予定だが・・
「銀行が出さなかったら 僕が出すからもっと早くやりなさいよ~」
神様の生まれ変わりかもな・・
毎年持参して来る「お土産」も豪華
ヤマハ時代、土産に持参した世界最高級の「キャビア」を・・
お野人はちっこいビンごと全部どんぶり飯にかけて「お茶漬け」 キャビア茶漬け大好物・・
ショックを受けた税理士さんは、翌年から普通のお茶漬け用?キャビアに変更した。
当時、釣りにも同行したヤマハ料理長は、ご飯が見えないほど山盛りのカラスミ茶漬けを食べるお野人を見て卒倒するほどのショックを受けた。
お野人にとって、タラコ茶漬けもイクラ茶漬けもキャビア茶漬けもカラスミ茶漬けも・・同じ魚卵茶漬け・・
鱈も鮭もサメもボラも大差なく、
http://ameblo.jp/muu8/entry-12055953927.html
ホ~ ホケキョ