ゼロの基点とは思考の基点を示す。
何故ここまで生命に関する学問が複雑・膨大になったのか。
医学、薬学、漢方、健康学、栄養学、精神関連・・
これらは心身の異変に「困った」から生まれ、それでも上手く行かずさらに困ったから発展したものばかり。
困り過ぎたから内容も膨大になり、今も困り続けて終わりがない。
困らなければ最初から必要ないものが大半だ。
生命とは何か、どのようにすれば健康でいられるのか。
その答えは世界中の人達が営めるごく当たり前の暮らしにあり、難しいものではないはず。
人間の言う「当たり前」「自然」「健康」は自然界の仕組みとは対極にある。
これではゼロの基点も見えず、近づくことすら出来ない。
物質科学は現状よりプラスを求め、
生命科学、医学はマイナスをゼロに戻す為に生まれ、
今もゼロに向かっているがいまだ程遠い。
物質科学のプラスに限りはないが、生命科学はゼロ以上のプラスはない。
健康に、定められた寿命を全うするのが目的なのだが、基点である「ゼロの維持」の単純な仕組みがわかっていないから果てしなく迷走する。
物質も生命体も、身体も意識も、電気も原子核も、
すべて陰陽プラスマイナス「ゼロのバランス」で成り立ち、
「ゼロの仕組み」は本能に組み込まれている。
言葉と文字に依存、本能を見失った人間は見聞きすることで学び、そこに感性を加えて物事の仕組みを判断、ゼロの基点を見失ってしまった。
これが他の動物達との最大の違いだろう。
食べ物・主食を間違える動物など人間の他にはいない。
食べ物すべて間違えたことに気付かない限りゼロの基点には近づけない。
食べ物の作り方、育て方を間違えたことに気付かず、それを繰り返す限り環境も健康も破壊され、基点からは遠ざかる。
迷走を続けるほど嘆き苦しみ、その苦難は人間のみならず地球上すべての生き物達に及んでいる。
ゼロの基点、伝えることがこれほど難しいものもない。
あきらめることなく新たな段階に入ったが、道が開けてきたようだ。
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