協生農法と体調復元法の関係 1 | 野人エッセイす

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

協生農法と体調復元法はどちらも協生理論の応用だ。

応用と言うより、協生理論をそのまま使えるのが体調復元法。

 

協生理論は半世紀以上かけて組み立てられたが、小学生の時から実践してきたことは、傷の復元などそのすべては体調復元法に直結。

そのおかげで、常識なら縫合が必要な何度かの大怪我も自力で復元、傷跡も残っていないし、毎年ひいていた風邪も20年間ひかない体になった。

 

つまり、体調復元は協生理論さえわかれば子供でも簡単にやれること。

たとえわからずとも素直に実践すれば結果は出る。

だからこの10数年の講習会、ブログ記事で広まり、大勢の人が結果を出しているが、協生農法で結果を出した人が一人もいないのはそれが理由だ。

 

理論を農法に応用したのは十数年前。

食の間違い・常識の間違いを修正して、必要なものを摂り、余計なことを止めれば体調は復元するが、農法は違う。

農業として成り立たせる為には、何故成り立たないか、どうすれば成り立つのか。 この方程式を作らなければならない。

いくら協生理論があってもこの方程式がなければ協生農法は生まれなかった。

 

おおまかな方程式は頭の中にあり、県の講師として過疎化集落などの講演でも手法を説いていたが、余りにも非常識で受け入れられなかった。

乗りかかった舟、そのことがきっかけになり、農法理論を一カ月でまとめ上げた。

 

しかし到底農業をやる気は起きなかった。

狩猟民族お野人がもっともやりたくないのが農業だったからだ。

しかし成り立つかどうかやって見せなければ方程式は完結しない。

 

土に向かい苦節何年もなく、「何故成り立たないか どうすれば農業が成り立つか」これから協生農法理論作りは始まった

「どうすれば農業が成り立つか」ここから始まる思考は結果を出すギャンブラーむーの思考であり、野人理論。

 

協生理論とは生命の仕組みであり生態系の仕組み。

協生農法理論とはそれを応用した農業として成り立つ仕組み。

農法は生態ではなく人間の都合で実施する人間用語、そう考えればよい。 自然界と人間界のどちらも両立させるのが協生農法だな。

 

この思考がなかったら、すぐには農法に応用出来なかっただろう。

農法とは生産販売で結果を出すことであり、それが「毎日収穫・直販」。

それをトラック競技に例えたが、生産出荷計画で表せば、現農法はMax年3回全面を使い10人単位でスタート・ゴールさせるようなもの。

協生農法はそれに匹敵するトラック3周分、5秒おきに10人スタートさせるようなもので周回遅れなど関係がなく、追い抜いてもコケてリタイヤしても問題ない。

 

混雑で最高のタイムは出ないだろうが、上空から見れば生産高の違いは明らか。 前者が30人ゴールに対して、後者は5秒おきならその30倍以上になり、2秒おきならもっといる。

空いているトラック空間がなく、アパート経営なら空き家がない。

つまり、スタート間隔次第でどうにでもなることだから、協生農法の生産量は既存農法の10倍以上とした。

 

熱帯で生長が早いアフリカの結果を聞いた時も驚くことはなかった。

実験から、野菜以外の草がなく、気候変動もない場合で計算して売上高は既存農法の50倍に及んだのだから。

しかも野菜作りの労力はなく費用もやり方次第で限りなくゼロ。

そのまま書いても荒唐無稽、信じる人もいないだろうから10倍以上に。

 

適当だが、実践する人の情熱と知恵工夫、地の利、農園の完成度などで大きな差が出るのだからそこは適当でよい。

大切なことは農業として成り立つかどうかなのだから。

地面で考えれば気付かないことも、上空から見れば効率の悪さに気付く。  あとはこの非常識な周年混生農法の産物が市場に受け入れられるかどうかだ。

 

この事務所の前の7㎡で数カ月のミニ実験。

理論に確信を持って1反の実験むー農園を造成した。

途中、生産農園も兼務してやって見たが、間違いなく農産物は需要があり、計画通りの数字が残せるとわかった時点で元の実験農園に戻した。

 

協生農法における最大生産高は「毎日出荷」が前提であり「直販」が基本。 実験農園に戻したのは野人は本業が多忙で毎日農作業・収穫・販売に関わることは出来ないからだ。

間引き生産が主体であり、間引きしなければ周囲の生長に影響を及ぼす。  農家、あるいは専属でなければ生産高実験はやれない。

 

生産、管理から販売搬出まで、アフリカでは週休2日・半日勤務の専属を置くことで結果を出せたが、国内でそれをやった人は一人もいない。

農業の常識が定着、この農法はあまりにも非常識ゆえに自主的にやろうとする人もやれる人もいない。

それに毎日出荷するには販路も必要になる。

アフリカのように1年で森が出来上がることもなく、農園本来の稼働までに時間もかかり過ぎる。

 

どうすればこの問題の解決が出来るのか、誰でも気軽に職業として協生農法に入れるのか・・

 

続く・・   全2編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新農園1反 砂漠復元実験開始

 

にほんブログ村 健康ブログ 食育・食生活へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ