黄熟落下梅の活用 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

 

 

新農園の梅の木4本  今年の収量は200キロ以上

 

 

黄熟して落下した梅を拾い集めた。

収穫しそこなったのではなく、次々に落ちて来るのを楽しみに待っていた。 毎年のことだが、新農園の梅は高さ2m前後、真下はふわふわの草むらで実が傷まない。

 

木を揺すって落としても良いのだが、熟度にやや差があり落ちるまで待っている。 この黄熟した完熟梅の芳香は抜群で、果肉が柔らかくなる前に使う。 大雨でもない限り1日2日の放置は問題なく、傷みで除去する実は少ない。

 

日持ちせず宅配も出来ず一般的には商品にならないのだから、梅農家で落ちるまで待って収穫する人もいないだろう。

しかしエネルギー活用なら完熟がベスト、使い道は幾らでもある。

 

黄熟して強烈な芳香を放つ梅は「生ジャム」が最高に旨い。

同量の白砂糖に漬け込めば青梅よりも香りのよいジュースが出来るが、役目が終わった梅にさらに白砂糖を加えて常温放置。

2番搾りのジュースも少々出来るが、甘みのある最高の生ジャムが出来る。

大量の砂糖を使うにも関わらず砂糖独特のトゲっぽさは消えるが、放置し過ぎれば砂糖分は分解されて抜けてしまう。

 

もう一回これを繰り返せば、さらに酸味が抜けて最高の梅シャーベットの材料になるかもしれないが、やったことはない。

 

通気性を保って冷蔵保存すればジュースもジャムも腐らない。

たまに何かの原因でジャムに一部カビが生える時もあるが、微生物が正常なら基本的には腐らない。

何故腐らないのか・・

大量の微生物が付着していれば腐敗菌が繫殖出来ないからであり、加熱殺菌すれば雑菌を妨げる菌もなく開封と同時に腐敗に向かう。

 

梅に限らず肥料分などの雑味が入らない野生果肉のエネルギーは心身の制御エネルギーを有し体調復元に使えるが、市販の綺麗な果実や、放置でも大雨などで他から異物が混入する場所で育つ果実は効果もなくそれには使えない。

 

今回の目的は1に大量の生ジャム、2に副産物として大量の生ジュースシロップ。そして料理酒として使う為に砂糖なしの梅酒にした。

酸っぱ過ぎればアジの南蛮漬けなどに使えばよい。

 

甘酸っぱいジュースシロップもカレーなどの料理に使える。

飲むのであれば後からその一部に氷砂糖を加えればよい。

酒から上げたこの梅もまた料理に使える。

 

梅ジャムも梅ジュースも、梅料理酒も梅酒も、体調復元にはとても役立つ。

 

 

15リットル容器

黄熟梅5キロ 砂糖5キロ 完成まで砂糖3キロ追加予定

黄熟無糖梅酒

 

 

 

 

 

 

 

 

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