ミツバアケビ
アケビ
アケビ
アケビと三つ葉アケビ・・
むー農園には栽培種、野生種、ともにつる性果樹が豊富。
ブドウ、ヤマブドウ、ムベ、サルナシ、マタタビなどは開墾農園やビレッジに移植したが、残されたアケビの花は最盛期。
アケビの仲間には落葉のアケビとミツバアケビとゴヨウアケビ、常緑のムベがある。
アケビの葉は丸葉が5枚あり、アケビの葉よりやや大きい丸くない葉が3枚あるのがミツバアケビだ。
ゴヨウアケビはアケビとミツバアケビの自然交配種。
丸くない葉が5枚ありその形も大きさも様々で実付きがよくない。
花の形はおなじだが色が微妙に異なり、白っぽく薄紫のアケビに対してミツバアケビは濃い紫色、ゴヨウアケビはその中間の紫色が多い。
実の形と味は同じで見分けがつかない。
アケビは「開け実」が語源で熟すと割れるが、常緑のムベの実は割れない。
実の色はアケビの仲間は鮮やかな紫色だが野生の実は虫が皮を吸うので茶色でガサガサしているものが多い。
常緑のムベの葉はアケビより硬く丸い葉が5~7枚。
花はアケビと違って白花で、小さなユリの形をしている。
実の色は鮮やかなワインカラーでねっとりと甘くアケビより美味しい。
アケビ・ムベ、どちらも実を食べると言うより、種が多く種の周りの甘い果肉を舐めるようなものだな。
ゴヨウアケビに覆い被さったムベの花
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