内臓脂肪と皮下脂肪の重要な役割 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

健康な猪の内臓脂肪   とても綺麗で素晴らしい

左 皮下脂肪  右 内臓脂肪

内臓脂肪を腹膜と共にバラ肉から剥がす

左 バラ肉  右 内臓脂肪ラード

柔らかく指で千切れる     バターに近い

 

 

野生肉類と天然魚類、双方を周年解体し続けた人はたぶんいない。

いれば内臓脂肪とは何か、皮下脂肪とは何か、その役割は何かもわかるだろう。

野人は長年これらを解体、脂肪の役割は何かを実体験から理解して来た。

 

「脂肪」でブログ内検索すれば200編以上、「内臓脂肪」でも10編出て来る。 すべて自分で組み立てた理論だ。

医学書、健康書の類は読んだことないし脂肪関連の書も読んだことはない。

 

これまで、内臓脂肪はすぐに使える「普通預金」、皮下脂肪は「定期預金」と記事では表現しているが、どちらも毎年季節によって大きく変化する。

つまりその大半を使い切ってまた蓄積、動物はその繰り返しだ。

魚も肉も最も脂が多い時期を食味の旬としている。

 

「脂がのって美味しい時期」ドキドキ

サンマもアジもマダイもスズキも猪も鹿もすべて当てはまる。

 

記事の画像は猪の内臓脂肪と皮下脂肪で、どちらも真っ白で美しい。

皮下脂肪は皮の内側、筋肉の外側に蓄積されるが、内臓脂肪は筋肉の内側、内臓の外側、つまり腹膜に蓄積される。

俗にいう「ラード」だな。

 

皮下脂肪は筋肉に付くものではなく皮なのだから、力任せに皮を引き剥がせるのなら皮に付着して筋肉から離れる。 皮膚細胞の一部。

だが人力で皮から剥がれるものではなく包丁で皮から切り離す。

 

内臓脂肪は皮下脂肪よりも柔らかく主に腹膜に付着、指で簡単に剥がせる。  熱を加えれば簡単に溶け、ビレッジではシチュー用や猪ワックスに使っている。

 

天然のマダイやクエの内臓脂肪は腹膜ごと胃袋や肝臓などの内臓と煮物にすれば舌がとろけるほど美味しい。

天然魚の内臓脂肪は貴重な御馳走だが、養殖魚の内臓脂肪は食べるどころか見るのもおぞましい。

 

そうなる理由は「食性」が合っていないからであり、どう見ても病気寸前に見え、不健全で使えそうもない脂肪だ。

人間もこれと同じではなかろうか。

 

使えず、役に立たず、色んな不調を引き起こすから内臓脂肪も皮下脂肪も嫌われ、「脂肪は必要」と言いながらも持て余している。

必要で持て余すのはコレステロールも同じだろう。

 

塩も絶対に必要と言いながら、摂り過ぎに注意、塩分控えめ・・はてなマーク

どっちなのか はっきりせんね~パンチ!」と言いたい。

野菜の必要量とか、栄養バランスとか、すべて支離滅裂だな。

 

人間の主食、家畜の飼料、ペットフード、養殖魚のペレットも主体は動物の食性に合わない穀物ではないか。

少々ならともかく、毎日なら異常が起きて当然だろう。

使えない異常な脂肪の主因は大量の穀物であり、さらなる理由は心身を制御する完全なエネルギーを有する食物を摂っていないからだ。

完全消化出来ないから腸内で腐敗してガスも溜まればうんこも臭い。

 

脂肪とは動物のバッテリーであり、心身を制御する電気エネルギーを蓄積する重要な器官。 

備蓄するのは栄養分・熱量・燃料などではなく、そんなものは何の根拠もないから結果も出ない。

 

野生動物も魚も毎年その内臓脂肪、皮下脂肪を使い切り、それを繰り返す。  生き残る為には絶対に必要な脂肪なのだ。

数カ月飲まず食わず耐え抜く「冬眠」なら尚更必要だろう。

人間の脂肪でそれがやれるかな。

 

内臓脂肪と皮下脂肪、どちらも「周年溜めたまま」にしているのは地球上では人間とペットと家畜と養殖魚しかいない。

不本意ながらも、何故溜めたままになってしまうのか。

そのまま素直に使えない「粗悪脂肪ドクロ」だからだ。

使わざるを得ない状況に追い込めば、体は仕方なく使うだろう。

これが、人間だけが脂肪を持て余す理由だな。

 

できものであるガンや腫瘍もそうだが、「血管が詰まる?」なんておかしいではないか。  うんこだけでなく血管まで詰まる人間・・・

栄養バランス、カロリーを考え、悪いものを避け良いものを摂り続け、生活習慣を見直し適度な運動して・・何でそうなるのだ。

 

何で詰まるのか、科学の粋を集めてその実況中継だけは立派だが、そんな大袈裟で難しいものではないだろう。

人間以外の野生動物すべてが「正常」で詰まらないのだから。

「食べ物を間違えた」と考えるのが当たり前だと思うが。

間違えた理由は生命の仕組みの理解が欠けていたからだ。

 

脂肪は燃料ではなく心身制御エネルギーのバッテリー

内臓脂肪に皮下脂肪、その脂肪が正常ならどれだけ体内に蓄積させようが問題なく消費され、こんな便利なものはない。

しばらくは食べずとも生きられるのだから。

野人は猪の溶けた脂肪を湯飲み一杯は軽く飲めるが豚や牛の脂肪は飲めない。

 

動物の活動で最もエネルギーを消費するのは運動ではなく消化

この脂肪の仕組みの理解が浸透すれば、食事は3日に一度と言う人が出て来るかもしれない。

それは耐用年数、つまり人間の寿命が延びると言うことだ。

 

 

 

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