おい 顔上げろ 頭が反射する度に文句言うだろうが
カメラが悪い 角度が悪い 野人の腕が悪い・・と
これで ロース 巨大オス猪
バラ肉 脂肪が分厚い・・
成型仕上げ パック 絵本男
真空パック 大ブロック
すべて業務用 角煮 ベーコンなど
気楽に終わるはずだった今年の業務は、最後に肉体重労働が待っていた。
休日前の月曜日に運び込まれた巨大猪は3日間吊るされ血抜き熟成。
今日は朝から翼とまむし頭が二人がかりで皮剥ぎ解体作業。
通常の皮剥ぎと違い、硬くなった皮下脂肪はカット、ナイフさばきに力が必要。
皮剥ぎも時間がかかれば解体も大変。
後ろ足の腿一本だけでもとても重い。
肉の量だけで数十キロ、調理場では絵本男と3人がかりだ。
非常に旨いが脂肪にややクセがあるこの大猪、一般販売用ではなく業務用としてレストガーデンの料理に使うが、希望があればお分けする。
まあ、猪好きが好み発狂する猪の味だな。
お野人は新たなペットフードの試作。
刻んだ鳥のササミ肉2キロに猪の骨髄濃縮スープをカップ一杯加え、火にかけ水分を飛ばした。
まずはニャン太郎で実験。
食ったことのないエサに最初は戸惑ったがガツガツ食い始めた。
「ニャン・ポチ一直線」が完成した。
この方法は以前にも公開、ペット用おじやの元で作っている読者もいるだろうが、面倒な人は作らない。
しかし、ペットフードのササミと違ってこれは完全な生命エネルギーフード。
味付けはしていないが、野人以下、試食して・・
「美味しい~」
そりゃあ人が食っても旨いだろうしパワーも付く。
当然、ペットの体調も絶好調になるだろうな。
ニャンゴもポチもそうだったが、市販のペットフードじゃ不調で毛も抜けて可哀そうだ。
不精な人の為に製造販売する予定だが、くれぐれも酒の肴で食べないように・・ペットフードだから
そう言うお野人は、持ち帰り・・バンバンジーならぬ、甘酢ゴマだれ・ブヒブヒジャーにして食ったが、なかなかイケるな。
ササミは柔らかく、一部がそぼろになって効率が悪い。
次は胸肉や腿肉で作ってみるか・・
葉っぱや果肉エキスも少量加えて復元力アップ。
買いたい人いるかな・・あくまでペット用で、ニャンゴとニャン太郎、ポチの主食になるかも。
犬猫一直線、薬膳「ブヒジャーチキン」
この名にするめいか