紙芝居みたいに面白い 熊さんのお話
熊五郎の学習キット
これ・・・いいな
まむし花壇と 吊るし柿
![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
日曜日の草刈り作業が終わってから、シネコカルチャーの熊五郎が見てほしいものがあると車から何やらどっさり持ち出してきた。
ガーデニングのようなわけわからん装置や小物がどっさりこ・・
こんな仰々しいものど~するんだと思えば、熊五郎が解説を始めた。
聞き手は、いく、まむし頭、翼、それに作業に来た由井君といとっちゃん。
薄暗くなるまで熊五郎ちゃんのお話は延々と続いたが、紙芝居みたいでとっても面白い。
プランターでここまで喋れる人もいないだろうが、ただのプランターではなかった。
熊五郎はプランターでの協生農法は無理があることを承知で、恐縮しながら生物多様性、表土の仕組みを小袋に入った色んなモノを手に楽しそうに話していた。
地球誕生から海の誕生、陸の成り立ち、植物の進出、どうやって表土が形成されるのかわかりやすい。
小袋には腐葉土やコケ類、山でとって来た溶岩土やマントルの土?も入っていた。
ギャラリー全員、熊五郎ちゃんのお話に引き込まれ、数十分間聞き続け、終わってから全員大拍手。
熊五郎ちゃん恐縮して大喜び。
子供から大人まで面白くて役に立つ話で、まむし頭が一番喜んでいた。
全国の学校から引っ張りだこになるかもしれんな。
たいして経費もかからないこのキット、教材として広まるだろう。
いきなり協生理論や協生農法は大人だけでなく子供達にも難しい。
これは協生農法に入る前の表土の成り立ちや生物多様性を学ぶ学習キット。
熊五郎ちゃんを招いてビレッジでもお話会を開催するから、是非参加を。
ポットの下に水を受ける水槽があり、その中にメダカがいた。
随分長く生きているが、表土を耕して化学肥料や有機肥料を使えば生きられない。
この水をリサイクル、溢れれば一部を再びポットに戻すが最高の生命エネルギー水だな。
山の地下水と人間の畑の地下水の比較も出来る。
オーガニックが人にも自然にも優しいと言うが、土壌に混入させれば地下水は腐敗・汚染されて飲めないのだから優しいはずがない。
プランターには限界があり数年で根詰まり、その時はこのまま「ユニット」として大地に植える。これを連結すれば協生農園になる。
学校で数人のグループでプランターの観察管理、1年後、あるいは3年後に大地に並べて移植すれば協生農園が出来上がる。
空のプランターキットは次の学年へ引き継げばよい。
このプランター、個人的趣味でどのような密生・寄せ植えも出来るが、皆がお気に入りだったのは「エスニックプランター」
中央にコブミカン、周囲にレモングラスやパクチーなどスパイスが配置、これがあればいつでもトムヤムクンやタイカレーが出来るな。
サンショの木の周りにネギやアオジソやミョウガやショウガがあれば薬味プランターになる。
学習も大事だが、鑑賞ではなく実用でときめいたほうが誰もが喜ぶ。
生物多様性よりも・・・食い物多様性
![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)