今年は梅が不作だが、梅だけでなく多くの果樹・初夏の木の実が不作気味だ。
ビレッジのカジイチゴは毎年のように豊作だが、桑の実は昨年の6割、むー農園のユスラウメはほぼ全滅、ジュンベリーは例年並み、昨年0だったヤマモモは一昨年の3割だ。
果実は隔年結果が基本であり、種によって極端なものもあれば変化が小さいものもある。
これでは果樹農家はアテにならないから肥料に頼るしかない。
肥料によって実付きの差は大きく縮まるが、それでも天候による出来不出来はある。
植物は人為的な肥料を「異物」とみなし、浄化の為に土中に残さず地上へ廃棄分散しようとする。
トマトやスイカやカボチャなど、短命な草類の果実は細胞を肥大させ、長寿な樹木は細胞の肥大を出来るだけ避けて果実の数を増やすことで廃棄分散しようとする。
樹木が実を付けるかどうかは樹木が決めることであり、人間ではない。
冬眠などの為に地球上の動物はエサのある時期に食い溜めして肥大するが、必ず元の体に戻り標準体を維持するようになっている。
何年も戻らずに膨らんだままなのは人間だけだが、戻らないのは理由がある。 ダイエットは本来必要ない。
同じ人間、細胞数が増えるはずもなく、個々の細胞が膨らみ脂肪を蓄えている。
使いたくとも十分に使えない不完全な脂肪だと考えれば良い。
だから備蓄脂肪が多いにもかかわらず空腹感が止まらないのだ。
肥料やエサで肥大させたメタボな野菜果物や肉類だけで体調は維持出来ず同じメタボが待っている。
動物は心身の制御の為に食べるのであり、栄養やカロリーの為ではない。
完全な果肉のエネルギーは人間にとって肉と同じくらい必要なもので、特に意識が必要としている。
肉と違って果実の時期は限られ、その時期に出来るだけ備蓄するしかない。
ドライ、ジュース、酒、ジャムなどの保存法があるが、梅は主に梅干しと梅酒と酵素ジュースだ。
ビレッジではこの梅を大量に必要とし、待っている読者も大勢だが、今年の見通しは良くない。
ビレッジの使用量はジュースが大半で、、梅干し、酒、合わせて70キロ、それ以外が販売用で、スタッフの夏の体力維持の為にも大量の梅ジュースが必要。
手分けして放任梅探ししてはいるが、どの程度販売出来るかは未定だ。
数日前までは今年の梅の販売を断念、各自探して確保するよう記事にするつもりだったが、梅母子が頑張って探し続け、頼み続けて道が少し開けた。
この木曜日に野人はじめスタッフ数人で収穫の手伝いへ行く。
放任梅の販売開始は木曜か金曜の22時になりそうだ。
放任パワー梅の スポット販売
https://ameblo.jp/muu8/entry-12383761820.html
パワースポット 密林の梅
https://ameblo.jp/muu8/entry-12383746006.html
高枝ハサミも届かん・・
生命エネルギー論 食べる理由
https://ameblo.jp/muu8/entry-12037697556.html