猪フキ味噌の仕込み 作り方 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

猪の内臓脂肪 猪ラードを溶かす

猪肉と フキの若葉と茎  春はフキノトウを大量に使う

酒と味醂で調整した麦味噌  と  同量に近い猪肉

肉に火が通ったら・・

フキをさっと炒めて味噌で練り上げる

 

 

マリンビレッジ・レストガーデンで大好評のパワーフード・猪ウド味噌ひらめき電球

サラダの添え物のようで見かけは地味だが、食べてびっくり玉の輿ドキドキ

 

猪肉味噌には猪ウド味噌と猪フキ味噌があるが、今回は猪フキ味噌を仕込んだ。

作り方はどちらも同じで省エネ、大雑把でかまわない。

 

もうちょい凝った作り方もあるが、大絶賛なのだからこれで十分。

旨いだけでなくエネルギー・パワー抜群メラメラ

これ以上丁寧に作って旨くすると鼻血が出る。

 

協生野菜、主にシマラッキョ用だが、そのままご飯やおにぎりにして幾らでも食べられる。

最初はお野人、今はいくに作らせているが、そのいくが忙しくて今回は翼に作らせた。

 

初体験の翼に、お野人、まむし頭のギャラリーがうるさい。 まだ辛い、砂糖が足らん・・とまむし頭がちょっかい出して味見。

 

翼、おじさん達の視線を背に、緊張の冬ドクロ汗

まむし頭が指導したフライパン返しに失敗、飛び出たちっこい猪肉2個さっと指で拾い目、さっと口に放り込んだのが笑える叫び

 

今は植物油を使わないので内臓脂肪の猪ラードが大量に必要だが、手に入らなければ猪の脂身でかまわない。

炒めると言うより、たっぷりの脂で猪肉のみじん切りをカリっと揚げ、ウドやフキをさっと脂にくぐらせ味噌を加えて素早く練るので、溶けにくい脂身よりも溶けやすい猪ラードが使いやすい。 別名、猪脂味噌ドキドキ

 

少量の脂で火が通るまで普通に炒めるとウドやフキの香りが飛ぶ。 今回は少なかったが、通常はこの倍のフキやウドを使う。

牡蠣エキスや昆布、しいたけを使うこともある。

ごま油を使って協生パクチー猪味噌も作ってみるか。

 

秋冬にフキの新芽は少ないが、9月10月に刈れば新しく生えて来る。ウドも夏に刈れば生え、春のワラビだって同じ方法で初夏に採取出来る。

 

これだけ贅沢に猪肉やラードが使えるのは肉屋さんならではのこと。農園があればヤマウドも贅沢に使える。

スタッフが何度食べても旨いと感じて飽きない料理、これがビレッジの心意気、料理の味は進化する。

猪と猪脂さえあれば出来るので各自工夫すればよい。

 

この日の賄いランチは熟成実験中の猪肉の試食、猪フキ味噌の試食を兼ねた。

メインディッシュはカツオのハラモの一夜干し。

ハラモとは腹身のことで、マグロで言うなら大トロで、カツオ一匹から一枚しか取れない。

 

こんな貴重で旨いもんが安く買えるのは、知る人も少なく需要も少ないからだな。いつも魚屋で売れ残っている。

種子島のまむし頭、高知のいく、九州のお野人、子供の頃から今でもこれが最高の御馳走なのだ。

 

ご飯・おにぎりが幾らでも食べられ、酒の肴に最適のこの猪フキ味噌。 市販の肉味噌とは雲泥の差。半分はスタッフのお正月用だな。

 

どうしても分けてもらいたい読者は、いくに頼み込むとよい。 受けてくれるかどうかはわからんが・・

「たくさん作るの面倒だからイヤハートブレイク」・・と言えない立場に追い込めばよいのだ。

 

さんざん褒めまくるクラッカーとか・・泣きつく汗とか

好物の福砂屋のカステラを土産に持ってくとか・・

 


遅い賄いランチ

カツオのハラモ  2キロのカツオ8匹分で8枚

              音譜音譜音譜 ひらめき電球

 

     もっとまじめに作る猪味噌・・

猪ふき味噌 猪うど味噌

https://ameblo.jp/muu8/entry-12146399575.html

自家製牡蠣エキスに昆布とカツオブシで味噌を溶く

準備完了    しいたけも・・

 

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