医学と治癒力から見た病の原因 1 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

医者は 怪我も病も治せない

 

友人の医師の言葉だが的を射ている。

 

生命が持つ「治癒力」が傷を修復、病不調を修復するのであり、医学はその手助けをするだけ。

つまり治すのではなく、治るのが早くなるようにサポートする。 放って置いても傷は塞がるし、熱も下がり胃もたれも消える。

誕生以来、動物も人間もそのようにして生きて来た。

 

医学の領域とこの治癒力の領域を区分けして考えれば病の原因を特定しやすい。

 

 

まず医学の領域を、「傷 感染症 病不調」の3つに分けて考える。

 

事故による傷

切り傷、打撲、骨折などの傷は事故であり、放って置いても治癒力で治るが、医療のサポートがあったほうが早く、野人のように骨も曲がってくっつかずに済む。

昔は助からなかった怪我も助かるようになり、治癒力が治すことに変わりはないが、医療の貢献度は大きい。

 

感染症

病原体が体内に侵入する伝染病、破傷風などの感染症も怪我同様に事故であり自己の責任ではない。

完全な治癒力も歯が立たない伝染病などは、病原体を駆逐する医療の貢献度が治癒力よりもはるかに大きい。

 

病・不調

病不調は事故ではなく、自己管理の範囲内で起こる不調。 医療のサポートで症状の緩和は可能でも完治は困難で、医療が最も歯が立たない領域

軽度の不調から難病まで、上記の2つと比べれば歴然。

 

日本人の死亡原因の1位はガンで総数の29%。

65%以上が病によるもので、老衰は7%、事故死は3%でしかない。

老衰が寿命をまっとうした本来の形だが、病による最後はその10倍近い。

 

医療器具、救急搬送システムなどで事故の救命率は上がったが、誕生以来人類や他の動物を悩ませた伝染病の救命率は比べ物にならないほど多くの命を救った。

近代医学が最も誇れる分野だろう。

 

人間は地球動物の中で最も、自ら招いた災いで最期を迎えている。

この統計から病の原因の糸口を探ると・・

 

医学からみれば・・

 

事故の傷 医学では治せず サポート

感染症  医学技術で治せる

病不調  医学は歯が立たず治せない

 

治癒力から見れば・・

 

事故の傷は治癒力で治る

感染症は治癒力よりも医学技術

病は治癒力も働かず医学も歯が立たない

 

傷は治癒力が働くが 病は働かない

 

つまり病は治癒力低下が原因

低下したから発症、働かないから治癒しない

 

傷は治癒力が働くがそれ以外は働いていない。

もしくは、働くが完全治癒に及んではいない

指揮の及ぶ基本的な筋肉や骨や皮膚に比べ、それ以外の臓器・血液などは維持制御の仕組みがより高度と考えられる。

 

何故、治癒力が低下したか・・

その答をはっきり出せばよい。

はっきりと結果が出ないものは答ではない。

 

はっきりした答が見つからないから病は治せず

死因の一位を占めている。

 

情報が氾濫するほど、迷い、答から遠ざかる。

何故、はっきり結果が出ない方法が氾濫するのか。

 

半世紀以上も世界中の科学者が探し続けたがわからない。 病不調の原因どころか、治癒力の低下にも気づいていない。

 

治癒力の仕組み、治癒力維持の仕組みがわからなければそこに思考は向かわず、治癒力の低下がすべての病不調を招いたことにも気づくことはない。

 

治癒力が低下したから発症したのであり、医療を拒否して治癒力に期待してもその力は及ばない。

 

その道理に気づかない根源は、科学を過信したあくなきプラス思考であり、ここまでは「間違っていない」という慢心だろう。

 

薬、栄養、食べ物、健康食品、生活習慣・・

世界中が成分に固執した結果だ。

 

成分を排除して考えればスッキリ、解決の糸口が見えて来る。

 

続く・・

 

 

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