ヤマボウシ
ハナミズキ
ハナミズキの花 中心部
ヤマボウシの花 中心部
ハナミズキと言う木を知っている人はいても、ヤマボウシの木を知っている人も、実を食べたことがある人も少ない。
木の実講習会でヤマボウシを説明するのに野人は便宜上、野生ハナミズキ、自生ハナミズキと言う言葉をよく使うが、本来は逆だ。
ヤマボウシは古来より日本に自生する種であり、ハナミズキはアメリカ産。
ハナミズキの別名はアメリカヤマボウシだ。
どちらも白い花に見えるが、これは花ではなく総苞(そうほう)で、花を乗っけるガクのようなもの。
花は・・中心の緑のコンペイトウのような玉。
総苞片の先が丸いのが町で見かける外来のハナミズキで、尖っているのが山に自生するヤマボウシ。
白やピンク色で華やかなのがハナミズキでヤマボウシは白色だ。
ハナミズキの実は苦くて食べられないが、ヤマボウシの実は甘くて美味しい。
ボソボソしてはいるがお野人好みのお味・・
ヤマボウシの花期は5月から7月にかけて、実は8月下旬から9月に赤く熟す。
9月初旬と言えばビレッジはまだ海のシーズンで山も夏真っ盛り。
木の実の季節には早過ぎて、他には山のイチジク・イヌビワくらいしか見当たらない。
つい食べ損なってしまう年が多いが、今年は皆さんをヤマボウシがりに案内するかな。
味は賛否両論だが、樹木講習がてら出かけよう。
それに、このヤマボウシを種から増やすと言う目的もある。
将来の暮らしックマウンテン計画には必要な樹木であり、試食、体験学習用として野生果実園も作らなければならない。
山法師
https://ameblo.jp/muu8/entry-12069087426.html
ジューシーではないが オイシーな