梅母は海山で食べ物を見つけると燃える闘魂
突貫小僧のように突撃 猪のようにイバラの下を這って登り、くっつき虫も気にしない。
見ていて転げないかとハラハラするが、最近は安定感があり以前のようにコケなくなった。
小さな畑で既存農法による野菜を懸命に作り、夏草の管理が出来ずギブアップした一昨年の夏から食生活は一変、野菜よりも森や海で採って拾って食べることのほうが多くなった。
母娘に植物活用事業を託した野人はこの1年、2人に猛烈お特訓、自然界の仕組み、植物の仕組みを教えた。
半反の世話に音を上げた梅母だが、現在2反を得てさらに10反・1ヘクタールくらいに農地を広げようとしているだけでなく、野人の依頼で、放置された農産物の集荷も引き受けている。 鯉の滝登りの勢い・・
最初の仕事が放置された梅の集荷で、母子で200キロ以上集め、梅娘の称号が付いた。
さらに、開墾した協生実験農園の収穫も担当する。
食生活が一変したせいか、後5年くらい・・と思っていた76歳の梅母の寿命は40年延びたようだ。
それまでは心臓も悪く血圧も高く病院通いで薬も多用していた。
穀物野菜を多く摂るほど無理な消化で体力は消耗、眠く疲れやすくなり、難病の梅娘は痛みが増して苦しんだ。
2人とも穀物消化の無理を身を持って実感した。
だから退院までの3週間近く穀物野菜中心の病院食はほとんど食べず、野人が渡したジャーキーとアケビを、1日にそれぞれ1切れ、1個。
それだけで体力維持には何の問題もなく回復、歩いて退院した。必要エネルギーはそれで十分、好物の菓子類も入院中はまったく欲しなかったようだ。
野菜類は人間の食性には合わないのだから少量でよい。
食生活の一変とは、穀物野菜の激減、3食は1食~2食になり、野生肉、野生果肉、山菜、ご飯少量、それにむー茶、むー塩。牛肉豚肉鶏肉は全く買わなくなった。
母子とも必需品だったお菓子の消費が激減、穀物野菜もお菓子も体がそれほど求めないのだから無理がない。
梅干し、梅ジュース、ヤマモモジュースも大量保存。
これからハッサクジュースも1年分作り保存。
野生の果肉ジュースやジャムは必需品になりつつある。
長年のファンデーションを止めて汗が出るようになったと梅母は喜んでいたが、そのおかげで体温調節が出来るようになり、心臓の不調も一掃、体が冷えることもなく体力も充実したから真夏の炎天下でも農作業出来る。
それに、猪と果肉を毎日少量摂り続ければファイターになるのも当然・・ブッシュの斜面を這って上り始めた。
それは梅娘も同じで似た者親子。山奥へも一人で入る。
これほど野人理論を素直に理解・確信して毎日徹底してやった者は他におらず、2人の浴槽にはこの1年間、枝葉や得体の知れんものが毎日プカプカ浮いている
野人はそこまでやらん・・食べるものも昔から変わらず適当
完全な植物が持つ皮膚細胞の復元エネルギー・・
そのおかげ横丁で肌と髪のコンディションは2人とも今が以前とは比べ物にならないほど絶好調
植物入浴剤に勝るコンディショナーはないと言い切る。
皮膚を劣化させるシャンプー、石鹸は一切使わない。
肌はきめ細かくなりすべすべツヤツヤ、素肌でもまったく紫外線の影響は受けず連日陽光にあたっている。
気にしている梅母の顔のシミもそのうち消えるだろう。
これほど、植物活用事業にふさわしい親子は近くにいない。素直に耳を傾け、すぐに理解、余計な知識や雑念はまったく入れず実践する。
続く・・
竹材の活用法・・
難病療養中なんだから コケるなよ・・
土を作らず 農産物を作らず
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未来への道
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