胃もたれしない野生牛の脂肪 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

むー塩だけのステーキで試食

 

 

柔らかくて美味しい野生牛をいただいた。

野生と言っても国内ではほぼ不可能、放牧でも肥料を使わない野生の草を食べて育った野生牧草牛だ。

 

初めて出荷した貴重な肉を1キロ、先月半ばの農法講習会に熊本の阿蘇からやって来た読者が先週土曜日にわざわざビレッジまで持参した。

 

牧草は肥料で育てるのは常識で、使わなければ収量に何倍もの差が出て飼育はやれない。

野人理論では、肥料で育てた野菜穀物、牧草などを周年飼料に使えば完全な細胞バランスを持つ肉にはならない。

 

味も体の反応も異なるのが当然であり、それらの飼料で短期肥大した肉ばかり摂り続ければ不調になるのが当たり前。

その肉が悪いのではなく、完全な肉を摂る機会が失われるからであり、体に必要な完全な肉のエネルギーが摂れなければ、体機能はやがて制御不能になる。

 

この道理は肉に限らず、野菜、果物、穀物にも当てはまる。

不完全な植物では、草食動物の体機能も制御出来なくなり、不完全な肉になる。

それが野生肉と飼育肉の違いであり、脂肪と肉の質や味まで変えてしまう。

 

猪の脂と、同族の豚の脂は全く異なり、肉だけでなく魚も同じ。 天然マダイと養殖マダイの味はまったく別物になる。

 

美味しい肉に育てる為に飼料は工夫され、牧草だけでなく穀物などで育てるようになってしまったが、飼料費が嵩むだけでなく、食性に合わないのだから完全消化は不可能。

 

牛は草食、豚は雑食、鶏は肉食、それらに食べさせるエサの大半は肥料で育ったものばかり。

栄養を考え、トウモロコシ、大豆、麦など与えれば飼育費は膨大、資料用の農地も増えるばかり。

 

しかも・・これだけ穀物を食べさせるのだから、牛も豚も鶏もうんこが臭く、どれも産業廃棄物となる。

 

それらを食べさせる理由は、健康に育つよう栄養を考え、早く太らせる為だが・・

人間の健康の道理によく似ている

しかも・・・うんこの臭さまでビックリマーク  似ている・・

 

健康になるどころか、体調も悪く、太り過ぎてお肉を持て余しているではないか汗  ペットも・・

 

野生牛も猪もうんこは臭くなく手で触れる。

しかし食性に合わないものばかり食べれば消化吸収不能で腸に蓄積、腐敗、うんこは臭くなり・・手で触る気がしない。

 

うんこの話の後で、この牛肉のお味を語るのは非常に心苦しいが・・ハートブレイク

 

無茶苦茶旨い~クラッカー と言うより、

脂肪もクセがなくあっさりして、美味しく食べやすい。

肉も旨味があり脂肪は胃もたれせずいくらでも食べられる。

この牛肉ばかり食べていれば、他の牛肉に違和感を持つようになるだろうな。

 

スーパーで牛肉を買うことは激減したが、それでも網焼き店で毎年食べる「牛ヒレ肉」はホッペが落ちるほど美味しい。

この時ばかりは人間の技術に感心、脱帽している。

美味しい桃やブドウも同じだな。

 

この完全なバランスの牛肉や豚肉や鶏肉をこれから流通させようとしているのが協生農法。

牛の脂肪ばかり食べて絶好調の健康体になり、血圧もコレステロールも正常、そんな時代がやがて来るだろう。

 

 

脂肪を避ける人と脂肪を食べる野人の違い

https://ameblo.jp/muu8/entry-12264598946.html

 

 

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