トマトは地面スレスレに実を付ける | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 




 

 

トマトの栽培法はだいたい決まっている。

支柱を使うかヒモで吊るすか、農家だけでなく家庭菜園も同じだ。

 

支柱に這わせ、茎を固定、余計な芽かきをして1本仕立てにするのは何故か。

日当たりがよく、たくさん実を付け、収穫もし易いからだが、野生のトマトはそうなのだろうか。

 

トマトが野菜として世界に波及したのは2、3百年前、原産地はアンデスだ。

トマトはつる性ではなく、キウリやゴーヤのように巻き付いて上に這い上る植物ではない。

 

多くの枝を出して、枝はうねるように上下左右に蛇行、ブッシュを作り、地面との間に実を付ける。

互いに絡み合うことで強固なコロニーを作り、風雨にも強くなる。

実の大半は地表、及び地表スレスレに付き、強烈な日差しや豪雨を避けている。

 

露地栽培のトマトは陽光と雨に晒され実割れし易く、やがて、管理し易く虫害も鳥害も少ないハウス栽培へと移行が進んだが、病気の苦労も増した。

 

むー農園のトマトは、嫌がるトマトを支柱引き回しの上に磔の荊ドクロにすることもせず、芽かき斬首の荊にもせずお小遣い持たせて自由放免・・音譜

 

トマトはブッシュになり草も生えるので、一見何処に実があるのかわからない。 ブッシュを掻きわけるか、下から覗くと地面にトマトが見える。

 

収穫は面倒だが実割れせず、これが本来のトマトの姿。

エサも水もやらず、草の管理もしないこのトマト・・

味は市販のものと全く異なり、甘味も酸味も濃厚で美味しい

 

まあトマトをどのように育てようが好きにすればよいのだが、素晴らしい知恵を持つトマトに余計な知恵も労力も使う気はない。 トマトの生き方を尊重している。

トマトがその気になればクリスマスまで実を付ける。

 

たくさん食べたければ肥料を与え、今のやり方が効率的だろうが、健全・健康を求めるならトマトに任せた方がよいだろうな。食べた結果において天地程の差が出る。

加工食品にするか、自然食品にするか、トマトの色からは判断出来ない。

 

 

晩秋のブッシュマントマト

https://ameblo.jp/muu8/entry-11092391663.html

11月末 ビレッジ露地

ブッシュマントマトの知恵

https://ameblo.jp/muu8/entry-11093258945.html

ブッシュマントマトの最後

https://ameblo.jp/muu8/entry-11120918043.html

クリスマスイブ  落ちてからも まだ食える 甘い・・

7月1日に苗を植えたブッシュマントマト達は 半年近く繁栄した

 

 マンゴー

石垣島協生農園のマンゴーが終期に近づいた。

まだ20キロくらいは収穫が見込めると土人さんから連絡があった。 希望者は直接予約を

 

石垣島農園 マンゴー最盛期

https://ameblo.jp/muu8/entry-12288391597.html

 

7月末、ビレッジに土人さんから差し入れのマンゴーが届いた。 これがまた、素晴らしいと言うか、凄まじく澄んだ味で本当に旨い。味にうるさい原人も大絶賛クラッカー

これを食べる度にマンゴーが果物の王様だと確信する。

 

生産量が落ちる無肥料のマンゴーなど流通していないが、これは野人の嫌いな独特のヤニの味がしない。

苦味、エグ味、青臭さなどの大半は肥料がもたらす味。

 

本当に旨いマンゴーが食べたければ、今のところ全国で唯一、土人さんに頼むしかない。

ブランドマンゴーや有名な太陽の玉もこのマンゴーの足元にも及ばない。 一度は食べ比べて見るといいな。

 

 


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