ねっとり甘い「コウゾ」の実 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

                      ドキドキ

 

 

コウゾはクワ科の落葉低木で、古くから和紙の原料にされ、今も使われている。

 

紙作りは皮の繊維を蒸して水に晒し、細かく割いて糸にすることから始まるが、コウゾは麻に次いで長く繊維が絡み合い、丈夫で粘り強い紙になる。

 

このコウゾの実は一見キイチゴだが、キイチゴはバラ科で、海岸性のカジイチゴ以外はトゲがある。

 

同じクワ科の桑の実は昔からよく食べられているが、コウゾは舌触りが悪くネバネバして食用にされていない。

ややモジャモジャ感を舌に感じるのはメシベの花糸が残っているからだ。

 

コウゾを見つけると野人はためらいなく口に放り込んで来たが、ネットリ、トロリとして甘くて美味しい。

 

だから・・

別名「となりのトロリ音譜」と呼んで仲良くしている。

 

キイチゴ類はサッパリ酸味、コウゾは酸味が少なくネットリ甘い。 お野人としては酸っぱくないほうがいい。

 

ネバネバ・・と感じるか、ネットリ・・と感じるか、好みの差だな。 少量つまんで初夏の風情を楽しめる。

 

5月キイチゴ、6月初旬に桑、6月後半コウゾの順だ。

キイチゴ類で遅い種類は6月~7月にかけてナワシロイチゴ、さらに遅いのは7月~8月にかけてエビガライチゴ。 これらもそのうちに紹介する。

 

 

和紙の原料コウゾの実は甘い

http://ameblo.jp/muu8/entry-10115488668.html

 
モジャモジャ・・・汗 最後まで残る

 

 

ビレッジプロパン 勝手に生えたナワシロイチゴ

 

葉による野生イチゴの判別

http://ameblo.jp/muu8/entry-10262668184.html

 

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