人は何故食べ過ぎるのか・・
食べられる時にお腹いっぱい食べようとするのは他の動物も同じ。
動物は食い溜め出来るようになっていて、ライオンは体重の4分の1も食べられる。人間に換算すれば1食15キロ前後・・伸び縮みする胃袋は丈夫だ。
お腹いっぱい食べられる人間と他の動物、何処が違うのか比べてみよう。
お腹いっぱい食べることは食べ過ぎとは言えない。
それにも関わらず、人と動物には大きな違いがある。
象やサイなどの草食動物は毎日大量の草を食べるが、消化困難な上にエネルギー効率が悪く、ひたすら食べ続けることで体調を維持するが、これも食い溜め。
肉食動物は狩りが成功した時に思い切り食い溜め。
次は何時食べ物が手に入るかわからないからだ。
パンパンのお腹も、あっと言う間に消化して数時間で標準体に戻るが、その制御エネルギーは数日間、長くて1週間以上持続、何も食べずとも問題ない。
燃料に当たる動力エネルギーは睡眠で得られるからだ。
人間はどうなのか・・
今は雑食なのだから何を食べようが構わないが本来の消化機能は肉食。
ライオン同様に焼き肉をお腹パンパンに食べても、数時間後にはパンパンも引っ込み、標準体になるが・・
すぐに腹が減るのは何故か
他の肉食動物に比べエネルギー効率が極端に悪過ぎる
野菜穀物類を腹パンパンに食べても同じ、すぐに腹は引っ込み、肉同様に数時間後には腹が減る
結局何を食べても同じですぐに腹が減るのだが、野生動物と比べておかしいと思わないかな。
平均日中は6時間周期で食べているが6時間後に腹が減るわけでもなく、数時間前から腹が減るから6時間後に我慢出来ず食べるのだ。
つまり消化が終わってすぐに空腹信号が出始めている。
野人理論では食べる目的は「体機能の制御」のみだが、常識は、それに燃料が加わる。
いずれにせよ、どちらも満たされず「補給信号」が出ているのだ。
燃料補給にもならず、体の制御も出来ない。
機能維持不能の補給信号が出続けているのだから過食症にもなるだろう。
どの食べ物も役に立たないのだから、やがて体は消化をあきらめ吐き出すようになる。これが拒食症だ。
いくら食べてもそれらは食べ物の本質を持たず、体に必要なものが摂れない、つまり制御不能と言うことだ。
本質を持たないのは肉や植物の作り方を間違えたからであり、そもそもそれらは作るものではない。
肉を食べて、エネルギー持続時間がライオンと比べて30倍以上、オオカミと10倍以上違うのだ。
同じ動物、数倍でもおかしいのに桁が違う。
この矛盾を栄養学ではどう説明するのか・・
最も進化したはずの人間が最も効率が悪いのは何故か。
現状が正常であり、効率が悪い・絶対におかしいと誰も思わないから考えないのだ。
過食症とは、食べても食べても満たされないから食べ続ける状況。
必要なエネルギーが枯渇して体の危険信号に応じているのだから・・病気ではない。
むしろ、正直でよいではないか。それが野人の見解だ。
当たり前のものを食べれば正常に戻る。
拒食症とは、食べ続けても満たされず食べることを拒否、体の機能がパンクして招いたストライキであり、食べ物が間違っているからだ。体は健気で素直だな。
これ違う もういい、うんざり・・と言っている。
一概にこれも病気とも言えないだろう。
当たり前のものを徐々に食べれば正常に戻る。
原因ははっきりしているのだから、薬で治るものでもなく、心のケアで治まるものでもない。
精神的なことはきっかけにはなるが、主因ではない。
食べ続けなくてもよい食べ物、吐き出さない食べ物、
つまり、生命エネルギーを持つ食べ物は周囲に幾らでもある。甘いもの過食症も野生の果糖を摂れば治まる。
一度試してみればよい。 スッキリするから・・
体重が2百キロ、3百キロだろうが20キロだろうが、野人理論では無理なく苦もなく必ず元の体重に戻る。
自然界・動物の仕組みは例外なくそうなっている。
こうして・・書いちゃったのだから
それくらい出来なければ理論撤回してお詫びだな。
エネルギー体感読者 結果報告
http://ameblo.jp/muu8/entry-12024212612.html
ダイエットの盲点3 空腹信号の仕組み
http://ameblo.jp/muu8/entry-11536144883.html