塩の道 むー塩物語 4 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

海の生き物が数多く生息する海域の海水なら何処の海水でも煮詰めれば完全なミネラルバランスの塩が出来る。

塩分濃度や質が少々違っても生命が存在出来るなら完全と言える。

甘いか、旨いかなど味は違っても海水塩に変わりなく、生命の復元力を持つ。

 

旨い塩、甘味の強い塩を望むなら海域を選ぶ必要があり、完全なミネラルバランスだけでなく甘味のある旨い塩を追求したのがむー塩。

考慮するのは海域だけではない。

 

人が美味しいと感じる塩は大地と河川の恵みを受ける水、最も生命が活性して食物連鎖を促進する海水から「甘塩」は生まれる。

 

甘いだけでなく人は何故旨いドキドキと感じるのか・・

 

微量の有機物を含むということもあるが、その海域の有機物は海だけでなくすべての陸の情報を持っている。

山の生き物の情報を持つ湧き水を美味しいと感じるように、有機量、ミネラル量ではなくエネルギーレベルの可能性も高いが・・まだ特定は出来ない。

 

むー塩は、他の塩を寄せ付けない程の魅力と魔力があり、大人だけでなく幼児も好んで舐め続ける。

普通の塩を毎日舐め続ける子供などいない。

いくら舐めようが高血圧とは無縁、その逆で正常に復元、大勢がそのような結果になっている。

 

小容器に入れて持ち歩く人も多く、たまに取り出して舐めているが・・

人が見れば・・限りなく怪しい白い粉汗・・だな。

透明感のある粗塩と違いやや象牙色の粉末ひらめき電球

塩を持ち歩く人など滅多にいないだろうから空港で検問も受けるだろう。

 

喉の渇きも止まり、疲れも和らぎ、意識も活性、口内の不調も回復、二日酔いもしせず血圧も復元・・

むー塩は便利な携帯必需品になりつつある。 いっそのこと、サプリケースに詰めて持ち歩けばよいのだ。

 

辛さの抵抗がなく平気で舐め続けることが出来る塩本能が求める塩・・ これが本来の潮であり

人間に必要な潮だと考えている。

外洋は海の生き物達の潮、むー塩は水陸どちらの生き物にも適した潮なのだ。

 

むー塩にはその条件が整った比較的綺麗な海域が必要であり、透明度の高い外洋の海水は有機質に乏しく辛い塩になる。 これではバランスが完全とは言え毎日舐める気は起きないだろう。

調味料としては問題ないのだが、やはり甘味があって舌触りが優しい方がよい。

 

三重県は広大な伊勢湾、湾口の伊良湖水道、外洋の鳥羽志摩・・と、海域の全ての条件が揃っている。

色んな場所で取水、塩にしたが水質と塩分含有量に差があり、わずか数百m離れた鳥羽湾口では辛い塩になる。

 

さらに海水が湾外に出る引き潮と外洋の綺麗な潮が入る満ち潮でも条件が異なる

他にも雨量、潮の流れる道筋など色んな条件があるが、幾つかの取水場所と取水時刻を決めている。

 

そうしてむー塩は作られるが、まむし頭は今も頭を捻りながら探究努力を続けている。

海水選びだけでなく、製法にも難しさがあり、やり方次第で違う塩が出来るからだ。

 

これだけ作り続けてもまったく同じ塩は出来ない。

バランスは完全で復元力も変わらず美味しいのだが、味は微妙に違うのだ。

まあ工業製品ではなく生モノなのだからこれでよい。

以前はともかく今のむー塩は、海水選びと技術の職人技によって仕上げられている。

 

むー塩の需要は激増、製造が追い付かず、最近は絵本男と2人で奮闘している。

船や施設の整備もままならず、このままではまむし男、疲れ果てて本当の塩爺 ドクロ汗になってしまう。

 

少々待たせてもいいから 死なん程度にやれ

と言っても・・

性格だな・・ 何が何でも待たせたくないのだ、休日問わず働いている。

 

製造は週に3日以内が体力にも他業務にも支障なく理想的。 効率、機械化は十数年前から考えてはいるが、いまだお野人の頭では名案が浮かばない。

濃縮は単純で設備を増やせば済むが、仕上げの機械化は難しい。

 

人間が人間の為に作る塩・・

機械化すればこの味のむー塩は出来ない・・と、考えるようになった。
 
続く・・

 

仕上げの火加減がポイント

やっと 半分・・

薪が・・足らん


むー塩作り 稼働
http://ameblo.jp/muu8/entry-11917933899.html


種子島コンビ


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