むー農園のキワモノ達

スナップエンドウ

エンドウ豆

むー農園ではキワモノ達が冬を乗り切ろうと頑張っている。

際物・・と言えば際どいが、流通する主流野菜に対してマニアックな際物野菜だな。

レタス・・硬くて噛み切れん。

見た目は小さかったり、野武士のようにゴツかったり、地にへばり付いて忍者のようだったり・・どれも好きな格好で生きている。　まあ、見ていて退屈しない。

それぞれが意志を持つ生き物だから仕方ないだろうな。

伸びるなり縮むなり好きにすればよい。

笑ったら気分を害するのだが、つい・・笑ってしまう。

むー農園を訪れた読者達は、千切って食べて美味しいと感動するのだが、野人にはそうは思えないのだ。

たまに・・

「ちょっと頂戴ね」と、千切って味見するのだが・・

その度に・・

「オエ・・」と・・吐き出してしまう。

あの青臭さは耐え難く、山羊にはなれん。。

食べやすくアク抜き改良された野菜でこれなのだから、人間は野山の葉っぱをそのまま食えるものではないと感じてしまう。　子供の頃から全く変わらないのだ。

野菜は柔らかい新芽ではなく、大人になった葉っぱや根を食べるのだが、野山で大人になった葉を味付けせず生で、牛のように平気で食べる人間は見た事がない。

野菜サラダと野山の葉っぱサラダは別物だな。

野菜とは、自然界ではなく人知の産物だ。

野人は彼らを見守り激励するだけでほとんど食べない。

食材と言うより、お友達みたいなもの。

「頑張りなさいね」「どっと行け～」「根性じゃ」とか・・

「それでも野菜か　このタコ」　とか・・

ハッパをかけている。

種蒔きや苗の植え付けが終わったのは１１月初旬。

遅かったにしては健気にも頑張っているのだ。

お笑いを聞かせてあげたり、お歌も歌ってあげる。

最近・・　この葉っぱたち・・

読者が来ると、いつ引っこ抜いて食われるか戦々恐々・・

お野人が行くと・・ほとんど収穫しないし

と～～っても　喜んでくれる　安心して・・

やはり、人を見るんだな

ホントだよ　ホント・・

キンカン８本　すずなり・・　　野人あまり食べない

でっかいレモン　すずなり・・　　　野人食べない

猫の手借りた・・

協生農法講習会

タマネギ苗植え　お手伝い

野人エッセイす