生物多様性については物理学者の原人が「協生農法実践マニュアル」に詳しく書いている。
生物多様性と言葉で表現するのは簡単だが、物理的な相関関係は確立されていない。
植物全般、動物、微生物など全ての生き物を立体的に組み合わせて分析、理論を確立する学問がないからだ。
自然界を観察しながらそれと似たような環境を築くことは出来るが、生物個々の役割がはっきりしなければ不完全になる。
しかし自然に戻すならそれでも構わず、余計なものは淘汰され、後は彼らが築き上げる。
今唱えられている「生物多様性」は、環境保護の立場で進められているからそれでも問題ないだろう。
しかし人口増加に伴う開発と環境保護は相反することになり摩擦が生じる。
干潟、湿地帯の埋め立てか保護かに分かれ、貴重な植物群生群も同じだ。
人の領域、野生動物の領域とはっきり分けるからそうなるのであり、切羽詰まれば人間優先の道理が優先されることになる。
世界の現状を見てもそうなるのは明らかだ。
その問題を一気に解決するのが協生農法であり、人間と他の動物の共存・・と言うより彼らの力を絶対的に必要とする協生。
つまり「共に協力し合って生きる」と言うことだ。
彼らすべてを排除する現農法とは対極にある。
コーディネーターでもある人間は植物群が濃縮された最高の環境を提供、それを管理維持し続ける。
何処よりも多くの生き物達が集まりせっせと働く。
人は根こそぎではなくそこから必要なだけいただき、彼らにも十分報いて分け与え、花も咲かせ植物の使命も一部はまっとうさせてあげる。
動物達は安心して暮らしの場とし、子孫も増やせる。
新たに農地を切り開く必要はない。
砂漠の緑化だけでなく、放棄農地、現農地をも復元、人間と動物の協生緑地として、これまでの借金に利子を付けて地球にお返しすればよい。
緑の大地、野山は人間だけのものではないのだ。
自然界の植物は「発芽」する場所を選べず、立地条件によって植物群が限られてくる。
つまりそれなりの生物多様性が築かれるが、この農法ではさらに多様性を深め、砂漠であろうが溶岩地帯であろうが、その場所の理に適った豊かな生態系を築くことが出来る。
原人が実践マニュアルにも書いているように、協生農園は多種植物の混生密生が基本。
それに伴い集まって来る鳥や昆虫も多様性を増し、付近のどの地域よりもはるかに多くの生物多様性が築かれる。人知によって理想的な環境が出来るのだ。
言いかえれば生き物達にとって「天国」であり、彼らが天国へ行くほど生産量は増し、暮らしや病の心配もなくなり、人間も楽に天国
へいけることになる。
この理想的な農園、いや環境・・広げれば広げるほど地球に恩返し出来るのではないかな。
ここに生を得て、遊ばせ、楽しませ、笑わせ・・
美味しいものを食べさせ、ここまで育ててくれた地球
人類みな同じ・・人はその恩に報いることなく、地球を蝕み続け、生態系を壊し、大地や海に大量の異物を流し続け、多くの生き物を衰退に追い込み、絶滅もさせた。
地球にとって何一つ良いことはしていないのだ。
地球に優しく役立ちたいと願っている人は数多い。
しかし人間の欲ゆえに破壊の流れは止まらず、少々のことでは手も足も出ない。
人類発祥の地と言われるアフリカに・・
お野人と原人が放った生態系復元のこの一撃
キツ~~い一発だが、地球復元の呼び水になるかもな。
飢えも貧困もなく、砂漠に水が戻る日も遠くない。
働いてくれる多くのスタッフ・・いや生き物達に感謝するなら、少々食おうがかじろうが・・文句言う筋合いではない。
エサ・・あげるのが当たり前
「お前ら 来るんじゃねえ」・・と 締め出し
お金と労力使って土づくり野菜作り、防衛に追われ・・生活は苦しい
表土の耕起と肥料による環境汚染は悪化するばかり・・
大半の農家はいくら頑張っても報われない。
懸命に働いてくれる彼らのエサ代くらい安いもの。
タネとって蒔いておけば勝手に生えるのだから原価も手間もかからないではないか。
気前よく分け前を・・ 終身雇用のつもりで
住み着いた彼らにとっても生活の場になるのだから。
彼らが喜べば喜ぶほど農園は活気づき、生命エネルギーに満たされる。
満たされれば生産量はさらに増し、人も生き物も健康で長生き出来る。
これで終わりだが さらに続く・・
アフリカからの依頼
http://ameblo.jp/muu8/entry-12082000872.html
協生農法実践マニュアル 2016年度版
http://ameblo.jp/muu8/entry-12197927184.html
2009年12月 原人 風人 初めて伊勢へ
デッカりフラワー
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