むー母 ホテルラウンジでカフェタイム | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは






夕方、むー母を鳥羽のホテルラウンジへ連れて行った。

郷里で近くに住んでいた同じ大塚姓の親戚が団体旅行で来たからだ。

今は嫁いだ千葉に住み、会うのは40年ぶりくらいか・・


野人の「はとこ」にあたり5歳上だが、野人が大学生の頃、親代わり、姉代わりを務めていた。

お茶の水の大きな眼科病院に勤めていて、東京では1宿10飯の義理がある。


1宿と言うのは・・

男子禁制の3階の女子寮に、友人の看護婦さん達と共に招き入れて匿ってくれたのだ。

お野人は野宿でもオールナイトでも良かったのだが、「是非に・・」と招待されたから仕方ない。

理由は、野人の顔と話が面白いと言うことらしい。


彼女は霊をアゴでこき使っていた陰陽師の系列で、むー母、むー祖母と共に野人ブログに登場している。

渋谷ハチ公交番近くで正当防衛事件を起こした時は・・

「何かあったらあんたの母ちゃんに申しわけない・・」と泣いて野人を説教した。

むー母の前で全てを報告、懺悔していた。


「そうかい・・そんなことがあったのかい」と、黙って聞いていたむー母は・・野人に向かって・・

「お前 女子寮に泊めてもらったのかい 良かったねえ・・音譜

彼女には・・

「本当はとうにお陀仏で夏も越せそうになかったんだけど、この子のおかげでこうして生きているのよ」


ラウンジでも1時間、行き帰りの車中でも1時間、むー母のお口は滑らかに回り続けた。


同じはとこの彼女の兄と弟は「野人珍話列伝・外伝」に登場している。

河口の鉄橋を歩いていて、後ろから来る列車を止めたのだ。

警笛を鳴らされても知らん顔して線路の真ん中を歩いていたと言うから豪傑だな。

兄が止めて、その1年後に弟が止め、母親はひたすら頭を下げまくった。 止め方は兄弟まったく同じ・・

むー母に・・「もう恥ずかしくて恥ずかしくて表も歩けない汗」と、こぼしていたのを小学生の頃に聞いた。


列車を止めた彼女の兄は定年後の今も大分で放送関連の仕事を続け、最近は「野人エッセイすⅡ」を購入して読んでいると言う。

野人より2歳年上の彼女の弟は津久見高校ボクシング部の主将で、2年連続アマチュア全国チャンピオン、後楽園ホールで中央大VS近代の対抗戦を姉の彼女と看護婦さん大勢と観戦、恥も外聞もなく黄色い声援が飛び交い、非常に恥ずかしかった。

定年後は畑を趣味にしているらしいから、そのうち紹介する。


野人には兄弟も叔父叔母もいない。

血の繋がった顔見知りの親族は、むー母以外にいとこが2人、それに幼少から馴染んだ彼らだけだ。



母ちゃん・・ 嬉しそうでよかったな


珍話列伝外伝 列車を止める

http://ameblo.jp/muu8/entry-11000507840.html

気の科学11

http://ameblo.jp/muu8/entry-10123388469.html

む~一族 7人の食卓

http://ameblo.jp/muu8/entry-11548988998.html


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