TVで男女2名が無人島での本格的なサバイバル体験をやっていた。
それぞれ、キャンプのインストラクター、自然体験のガイドが仕事だからまったくの素人でもない。
予定の20日間で男は十数キロ、女は8キロ痩せたと言うが、そりゃあそうだろう・・見ちゃおれんな
そうなるのは最初からわかることだ。
彼らでこうなら一般人はもっと悲惨な結果が待っている。
サバイバルにおいて捕食術以外すべて完璧であっても、肉を確保する術がなければ体力はすぐに限界を迎える
いつでも食べられる豊富な穀物野菜果物は主食を補足する「その他食材」であり、必要摂取量は肉の何倍にも及び、エネルギーの枯渇は早いが食べ続けることで命は繋げる。
しかし、人間の食の本質、消化能力を越えた何倍もの有機摂取は、体力の消耗だけでなく体に余分な残骸を残し、病などの災いも招き入れる。
サバイバルにおいて、文明が生んだ
現代人の「主食」はまったく手に入らない。
人類が命を繋いで来た本来の食材を確保するしか生存の道はなくなる。
文明の代用食品が手に入らなければ・・
自然界での長期生存が目的なら・・
本来の食性に戻るしかなく、体力のあるうちに真っ先にしなければならない事は肉の確保だ。
魚介類で人間本来のエネルギーは得られないが、動物性蛋白質の食糧として命は繋げる。
人類の進化がそうなっているのだからそれら以外に命を繋ぐ術はない。
出来なければ日々痩せ衰え体力も気力も消耗、治癒力も減退して病にも侵され、最後は動けなくなる。
毎日食べられる豊富な食料が手に入らなければ真っ先にやらなければならないことなのだ。
目的によって何が一番重要か、思考の起点を何処に置くか、それが野人の言う省エネ物理だ。
東北大震災の後、連鎖して起きそうな東海沖地震を想定、野人が真っ先に車に積み込んだ道具は通常の「防災グッズ」ではなく武具だった。
狩りの為に改造、考案した多くの武具、釣り具と漁具とモリと包丁ナイフ、水中眼鏡、それに多くの野菜の種。
水中眼鏡やモリは5人分積み込んだ。
それらが多くの人々を飢えから救うからだ。
ライフラインが断たれ、何カ月もあるいは永久に助けが来れないことを想定している。
懐中電灯や防寒具などの備品は二の次で時間のある時に積み込めばよい。
自分1人なら、困難だが道具も何もなくても生き残れる、しかし大勢は救えない。
仕組みさえわかっていれば、武具、道具など創意工夫して身近にあるもので作れる。
文明の遺産は道具や知識ではなく使いこなせる「知恵」なのだから。
それが野人の「水流護身術」であり、自分だけの身を守る為でもない。
厳戒体制 野人の理
http://ameblo.jp/muu8/entry-10840665478.html
水流護身術
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判断と心 水流護身術
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