路傍のスイカのお味 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

何とか 食べ頃だな・・


今月4日に記事にした「路傍のスイカ」を20日に収穫した。

10月の露地スイカなどあまり聞いたことがないが、放っておけば出来るんだな。


真夏に草ぼうぼうの農園で、踏み付けて割れた「ソフトボール大」のスイカを道端で食べ、撒きちらしたタネが発芽した「当年2世」のスイカだ。

発芽は出遅れたが土壌を記憶した2世スイカは猛ダッシュメラメラ何とか間に合った。

つると葉はその6日後に枯れてしまった、寒いのに頑張っていたようだな

リミットギリギリまで子孫を残そうとするスイカの根性に脱帽。


重さは1,5キロあり、小玉スイカ程度だがむー農園始まって以来の大きさ。

ここまで育てば十分、これ以上は必要ない。

人が肥料を与えないと育たない野菜類の「代表」がこのスイカとタマネギとトウモロコシ、表土が出来上がり他の野菜が立派に育つ状態になってもこれらは大きくならない。


食べてみると、うっすらと甘くてさわやかなお味。

市販スイカの甘さとは比較にならないが、昔のスイカはこんなもので甘さを引き立たせる為に塩を振って食べていた。

コンデンスミルクがなければ食べられなかったイチゴもそうだが、メロンも異様に甘くなり、雑味の違和感でどちらも食べる気がしない。


スイカの原産地はアフリカのサバンナ地帯で大きさはソフトボール大、元々甘味はなく「水分」を重宝されていた。

それからするとこのスイカは大きさも甘味も最高だ


種はスイカが育った場所周辺の道端にお返し、さらに農園の周囲の土にに丁重に葬った。

今度芽をを出す時期はスイカが決めることで、む~さんは関知しない、

来年はどれだけ生えて来るやら・・・む~農園の生え抜きスイカメラメラ


路傍のスイカ

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