優れたシマサルナシの活用2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは





「シマサルナシ」の分布域は本州中部以南だが、南西諸島に多く自生している。

人はシナサルナシからキウイを生み出したが野人は何もしない。

自然界が生み出した食べ物そのものが最高の品質。


改良に適した大粒のシナサルナシより、古来よりこの地に定着順応した野生のシマサルナシを選んだのはそれが理由、挿し木苗もいくらでも作れる。

肥大化は味が薄くなるだけで必要性を感じない。

商業製品としては立派な方が理も利もあるが、生き物に必要な本来の植物を食卓に届けるのが野人の方針。シマサルナシはフルーツ商品ではなく完全な「木の実」であり、国内最高峰の木の実でもある。


いずれは亜熱帯で栽培可能な果樹全般、シナサルナシもタイワンサルナシも扱うが、シマサルナシと他の主要果実と異なる点は、柿」同様にこの地域に馴染んだ「日本特有の純血種」と言うことだ。

シナサルナシもタイワンサルナシも元は同じ種であり、この地の気候に合わせて進化した形がシマサルナシ、その命をいただくのが一番ではなかろうか。


南西諸島は台風の通り道、マンゴー、パッションフルーツなどの栽培は温室保護が多いが、協生農法では露地に密生させ、防風林を兼ねたフルーツジャングル形式で暴風雨に耐え、生物多様性を高めることで虫や鳥も集まり活力も増す

食べ物豊富で安全な避難場所になれば蝶や鳥達も喜ぶだろう。完熟果実も少々食ってもかまわない。


幹の強度がないパパイヤなど木々の結束力を高めるのがこの「つる性」のシマサルナシやパッションフルーツであり、ジャングル形成においてつる生果樹は重要な「ロープの役割」も担っている。


大事な果樹に絡み付くツルは刈り取るのが常識だが自然界は逆で、野山もそうなっている。

つる性植物は木が無ければ生きて行けないのだから木を頼りにするのは当然。

持ちつ持たれつ、共に活かすことが協生農法だ。


収穫時期に台風などの強風で落果しようが果肉が傷つこうが問題ない、思考の起点次第でそれらも主要産物になり得る、むしろ食べ頃のそれらが主力産物であり、収穫の手間が省けて助かる。


省エネ無精もここまで来るとあきれて開いた肛門も塞がらない叫びだろうが、まあ見ていなさい。

野人物理はお笑いセンスから生まれお笑いで終わる、人生そのほうが幸せだろうが。


南西諸島の協生農園で、野人は世界中の誰もがやらなかった、考えも及ばなかった「栽培法、加工法、販売法、植物利用法、体調復元法、表土復元法、海洋復元法」をやろうとしている。

人間を含めてすべての生き物が安心して暮らせる環境を目指して・・その実践モデルを作らなければならない。


この記事だけでは、常識で解しようとしても全体像は理解出来ない。

いずれ詳しく公開するが、蜘蛛の巣のように道理が縦横に繋がり長くなるだろう。


災いも転ずれば福になる。

ならなければ・・すい~~っと知理ソースひらめき電球で にすれば良いのだ。 つ・・つるの恩返し・・ラブラブ

最低限の管理で最大の効果、これが生態物理から生まれた「終わりのない」協生農法の面白さだ。


木のようなツル

キウイと異なり普通の木の葉


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食材としての「木の実」の重要性

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