原人から電話があった。
パパが亡くなり、てっきり喪に服して供養しているかと思ったが、そうではなかった。
原人は実家の大磯の海へ潜ってタコ・・を捕っていた。
用件は「タコの茹で方」・・だ。
「むーダコ一番」は完全に茹でるのではなく、皮を茹でて身は生、皮ごと切れば刺身になる。
大きさによって茹で時間が異なり、すぐに氷水で急冷する。
生食用は活きが最低条件、活けジメ、ぬめりを取って素早くやる。
原人のタコは手のひらサイズだから小型、沸騰茹で時間は30秒だ。
塩分はタコに含まれているから茹でるのに塩は使わない。
数日前にも画像付きのメールが来たが、5歳のエンゾウを首に掴まらせてウミガメのように泳いで50m沖の岩へ渡り、カニと貝を捕って仏前にお供えしたらしい。
今回のタコは母に食べさせると言う、優しいではないか。
遊んで・・食って・・殺生ばかりしているようだが、これも原人らしい供養のやり方だろう。
書いている最中にまた原人メールが来た。
「大磯のタコ」と書いて画像添付してるのだが開けない。
たいしたタコでもないから見ずともよい。
書き終わる頃にまたメールが来た。
タイトルは同じだが、また画像が開けない。
今度は・・・文字がある
「30秒茹でてカルパッチョにしました
母ちゃん 大絶賛でした」
半生の旨いタコパッチョ・・これまで食ったことなかったんだろうな
供養と親孝行が出来て良かったな
・
フランス原人 ドイツ庭人からの便り
http://ameblo.jp/muu8/entry-11038092954.html
タコに捧げる タコパッチョ
http://ameblo.jp/muu8/entry-11369313421.html
タコ スパッチョ・・
・
・・・・・・・・