ゴーリキマリンビレッジは宮川河口と五十鈴川河口を結ぶバイパス水路の中間にあり、どちらへも出られる。
宮川は国土交通省の河川ランキングで何度も清流日本一になっている。
中流から上流にかけて鮎漁も盛んだが、その鮎を追って何キロもスズキが川を上り、河口には黒鯛やうなぎが多い。
護岸は整備されたが中州が多く、土手破りやマッドクラブの別名を持つノコギリガザミも生息している。
浜から河口にかけての潮干狩りではアサリだけでなく、アオヤギやハマグリ、アカガイにニシガイ、ツメタガイ、マテガイなどもとれ、やや上流ではシジミもとれる。
河口で泳げる川は少ないが宮川はまったく違和感がない。
川漁師は少なくなったが、今でもこうしてうなぎ漁が見られる。
仕掛けは１８０㎝ほどの竹筒を沈めておくだけでエサは使わない。
２点のヒモで水平を保ちながらそっと上げて大きなタモ網へ誘導する。
入口と出口が空いている筒はうなぎの住処となり、動かしても傾けない限りうなぎは逃げない。省エネうなぎ漁とも言える。
これと同じような方法で小学生の頃の野人は海で穴子を大漁していた。
ただし・・潜って片方を手で塞ぎ、片方を空中高く持ち上げ浜まで運ぶ。
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