健康とはすべてを一言で片付ける便利な言葉だが普通の状態をさす。
何故この言葉が人間の一番の関心事になったのか、あまりにも普通でない人が増え過ぎたからだ。
生き物にとって事故による怪我はつきもの、その為に本能と知恵を駆使して危険を避ける。
しかし人の関心事は今や怪我から病気に移行、ほぼ全員が数知れない症状の予備軍となり、知恵だけでなく労力も費用も費やすようになった。
病気・・読んで字の如く気を病むことだが、気だけでは済まされず命まで脅かされている。
人間以外にそれに知恵を費やす生き物は存在せず、森羅万象の理に沿って本能で生きていれば発生しない問題だ。
皆が同じだから仕方ない・・と現状から前向きに思考を進めて予防対策に入ることがおかしい。
それらの病が他の生き物にない人間特有のものなら人間自ら招いたこと。
何処で間違えたか考えれば良いのだが、それがわからなければ対策も徒労に終わる。
いまだ完全な解決法が見出せないなら、対策はすべて見当違いと言うことになる。
世界中で多くの人が同じ病に苦しむなら、思考を終わりのない復元努力に向けるのではなく、そうなった世界共通の人間の道理に向けたほうが答えは早く、それを修正すれば発生しない問題だ。
あれが足りないこれも足りない、農薬が、添加物が、化学物質が、脂肪糖分塩分が・・
そのようなことに固執する限り本質は見えない。
ペットもそれぞれ性格が異なるように、自由な心に「こうしたほうが良い こうあるべきだ」と言う道理など存在しない。
落ちるべくして落ちるリンゴ、流れるべくして流れる雲・・
善人がやろうが悪人がやろうが、誰がやっても成るべくして成るのが道理だ。
学問、科学、法律など人間の道理は人間から、生命の道理は自然界から学べば良い。
虫や鳥や動物がいとも簡単にやれることを、知性を誇る人類がわからないほうがおかしい。
生命の仕組み、む~さんと一緒にお勉強しましょうね・・
健康の為には・・たいした知恵も労力も費用もいらないから。
さようなことはまったく気にせず生きられるのが生き物ではないかな。
生まれた時からそのように出来ている。
生命の仕組みのお話 5
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生命の仕組みのお話 6
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一生懸命の行方
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学問のススメ 何故
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