洗剤で体の清潔を保てない理由2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

何故、体を洗剤で洗うと菌の増殖や腐敗が一気に加速するのか


発汗機能の優れた人の体皮は高温多湿、体温は夏の猛暑より凄まじい。

洗っても数時間で汗に含まれる有機物が腐敗するのは当然。

外気に晒されない脇や股間や足が最も高温多湿で最も腐敗が進む。


毎日丁寧に洗ってもすぐに臭くなるのは誰もが実感しているはず、つまり手法が間違っていると言うことなのだ。

ご飯や肉や魚を36度前後で多湿の場所に置いておけばどうなるかもわかるはずだ。


高温多湿で最も有機物の補給が多いのは口内、いくら磨こうが微生物不在なら数時間で腐敗、口臭を放つようになる。


本来なら体内に入るはずのない腐敗汁を飲み込むだけでなく、唾液からの消化、修復酵素不足で、口内異常の他に胃や腸や肛門異常、つまり万病の元になる。

清潔を目的とするなら2時間おきに磨かないと目的は果たせないが、口内の仕組みを無視した愚かなことだ。

歯磨き粉の使用回数が増えるほど唾液の異常と共に消化器系の病のリスクは高まる。

歯磨き粉を止めれば結果は明白、口内異常や胃もたれなどは3日で正常に戻る。


入口から出口まで消化器系の内粘膜を守っているのは唾液であり、食べ物の見分けがつかない幼児や地面のものを食べる動物は常に大量の唾液を流している。

唾液で消化、修復、殺菌、口内の微生物で分解、清掃するのはすべての動物が持つ基本的な機能だ。


密閉される悪条件の中、好気性微生物が活動しやすいように隙間を作るのが脇毛と陰毛、足の指間は隙間があり毛は必要ない。

文明の利器である靴下や靴で密閉されることなど生き物の仕組みからすれば想定外。

それでも空気の隙間さえあれば腐敗は進まない。

石鹸を使用するかぎりこれらの毛は無用の長物、剃ろうが抜こうが好きにすればよい


洗剤は微生物だけでなく脂肪膜も一掃する。

皮膚、脂肪膜、微生物は生き物に不可欠なバリヤー機能。

脂肪膜による防水機能が損なわれれば紫外線を始め地球環境に順応出来ない


野菜や塩だけでなく洗剤を、それに含まれる「成分」で判断する人が多く、問い合わせも多いが野人の答えは単純明瞭。

脂質を溶かさなければ洗剤とは言えず、洗剤ならその成分は体に優しかろうが自然のものであろうが本質とは一切関係がなく、自然のものでないものなど地球には存在しない

根拠のない「体に洗剤は必要」を前提に思考を進めるからあれこれと迷いが生じる。


続く・・




皮膚と微生物の共生のメカニズム

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動植物の毛と表皮はすべて防水仕様

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