スズキ
ヒラスズキ
アラと内臓の釜めし
スズキに良く似た魚にヒラスズキがある。
スズキを平たくしたような魚で、尾までの長さがやや短い。
スズキの水槽の中のヒラスズキは上から見ても見分けが付かないが、その独特の泳ぎ方でわかる。
スズキは普通に泳ぐが、ヒラスズキはナマズのようにクネクネと柔らかい泳ぎをする。
生息域は、内湾、河口を好み、外洋域まで広がるスズキと違って外洋を好み、数も少ない貴重な魚だ。
スズキよりはるかに高価で美味しい。
同じ仲間でもブリとヒラマサ、アジとシマアジのようなものだ。
外洋に面した磯で、この幻のヒラスズキを狙う釣り人も多く、釣れる確率も低い。
穏やかな日は釣りにならず、風や波が強く波頭が白く砕ける「さらし」をルアーで狙う豪快な完全装備の釣行になる。
当然のように波しぶきでずぶ濡れになることくらいの覚悟は必要だ。
ボーズか貴重な一匹か、何匹も釣れる魚ではない。
刺身にはスズキとは異なる旨さと甘さと滑らかな舌触りがあり、煮ても焼いてもたまらなく旨い。
原人が調理したが、内臓も捨てずにアラと共に炊き込みご飯にした。
これがまた見てくれとは違って、脳ミソがヒラヒラ～～～となるほど美味しかった。
ヒラスズキが寿司屋にあれば迷わず、魚屋にあれば迷わず・・買いだな。
当然・・・いただく
のが一番嬉しいが、そんな奇特な人はまずいない。
夏はスズキの洗い・・スズキは夏魚の王様
鈴木社長・・
「出世魚スズキ」の一歩手前は「フッコ」
やがて社長の 管理職・・
有名な社長や管理職よりはるかに味の深い
無名の ヒラスズキ 
・・
ガンバレ ヒラスズキ
じっと・・手を見る ヒラを見る
夏のスズキの頭骨汁
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世界一豪華な賄い食
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