タコつかみのお特訓 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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濁っているが何とか見える
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背が届く
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しげちゃんの初漁
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野人が獲った見本ダコ2匹 しげちゃんが突いた魚
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タケノコメバル 30㎝ 突きどころが良くない
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今週の水曜日、ビレッジは定休日だったが、協生農法士を目指すしげちゃんのりちゃんのお特訓で出航した。


お特訓の目的は

お特訓1 魚突き

お特訓2 危険物講習

お特訓3 タコ掴み・・叫び だ タコ・・


魚突きのターゲットは、のりちゃんは「ベラ」、スキルアップしたしげちゃんは「黒鯛」だったが、絶壁のA級ポイントは波浪と降雨の為濁って透明度が悪く断念。

危険物は刺されると痛いアンドンクラゲとシロガヤだったが短時間で発見出来ず。

波静かな入り江の浜へタコ掴みのお特訓に向かった。

潮が引いていれば背が届く所で十分、野人は小学5年生の時からこれが得意で、いつも数匹は捕まえていた。

ただし、忍者のような擬態を使うタコを見つけるにはコツと慣れが必要で、掴んで引きずり出して噛みつかれないようにするのも技術を要する。

タコの巣を見つける要領を伝授、しげちゃん、のりちゃんと突撃したがなかなか見つけられない。

野人がわずか1m離れた穴に潜む2匹のタコを同時に見つけて2人を呼び、見本を見せる。

穴の奥でタコは小石を吸盤に付けてタコとは思えない塊になって岩に溶け込んでいた。

交互に潜って穴を覗くのだが、さっぱりわからんようだ。

引っ張り出して、水面で吸いついた足をかわしながら頭を裏返してタコ絞め完了。

闘志を燃やした2人は再び海へ散って行った。


船上で休んでいるとしげちゃんからタコ発見の一報。

行ってみれば間違いなくタコの穴、しげちゃんは潜って引っ張り出した。

先の2匹より小ぶりだったがしげちゃんの初獲物だ。

のりちゃんはまたもや惨敗だったが、しげちゃんはこの日見えないながらも海底にへばりついて30㎝の「タケノコメバル」を突いた、刺身は抜群に旨い、あっぱれだ。

綺麗な外洋へ行けばタコはいくらでも獲れるし黒鯛も突けるが、これだけあれば食べるのには十分。

この日、しげのり家の晩餐は自給自足の豪華な食卓、夫婦円満、大そうご満足したそうだ。


テーマ タコ踏んじゃった


子供でも簡単 タコ獲ったぞマニュアル
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