福岡からの2人、お特訓3日目は海と山。
この日は貸し切りの釣りと天ぷらランチが入っていた。
もう8年くらい恒例になっている十数人のグループで、言いたい放題やりたい放題、馬でも鹿でも鴨でも、酒もどっさり持ち込みドンちゃん騒ぎをやらかす輩だ。
おまけに厚かましくも・・注文が多い割にはねぎり倒すのだ。
とてもじゃないが、他の客と乗合船にするわけには行かず、「隔離」するしかない。
最初から最後までやかましく、野人の口からは「テメエラ~」「バカタレ」も飛び出る。
野郎どもは全員料理人、ヤマハ時代の野人の元同僚、後輩達だ。
ヤマハの料理長で長年の友人でもあるボス猿は男気と人望があり、今は新しい職場でシェフをやっているが、野郎どもは全員ついて来たからパイレーツ軍団の絆は固い。
野郎どもは昔も今も変らず野人を「船長」と呼んでいる。
ここに有無を言わさず2人を同乗させたが、全員気持ちよく受け入れサービス抜群、魚の処理はプロだから手もかからず、食事中もやたら差し入れが多い。
この料理人のボス猿はテーマ「連載東シナ海流」にもチョイ登場した。
若き日、屋久島に料理長の手伝いにやって来て
「え~~!そんな・・」と絶句した。
東シナ海流58 じいさんの毒味唇役を仰せつかる
http://ameblo.jp/muu8/entry-10169174505.html
4時からは講習と水汲みを兼ねて山へ向かった。
昨年6月、セファリ合宿で講習した同じ場所にはキイチゴが鈴なり、カジイチゴ、クサイチゴ、クマイチゴ食べ放題。
野人お気に入りの最も旨いクワの木へ案内、しげちゃんのりちゃんにはこれまでで一番旨いクワだったようだ、大きさも甘さも申し分ない。
今気が付いたのだが、前回の記事の「ムー○○」とは、茶の産地の地名ではなく、しげちゃんのりちゃんが昼食後に仲良く奏でていたアフリカの楽器の名のような気もする。
まあ、そんなことはどちらでもよい。
福岡の夫婦はこのムー何とかを知っていたらしく、2人気の合った合奏に聞き入っていた。
聞いていると自然に・・野人の腰もクネクネ動き出す・・・
さすが人類発祥の地の音色だな。